勇気パパ
物語の続きを生きる【二十歳の自分に勧める本】
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物語の続きを生きる【二十歳の自分に勧める本】

勇気パパ

「大好きだ!!!」
僕はジブリ映画の中で「耳をすませば」が一番好きです。
そして、その中で誰かがこう叫ぶシーン。
(念のため、見てない人へのネタバレにならないようかなり情報をそぎ落としています)
先日の金曜ロードショーの放送を見ていて、やっぱりうるうる来てました。
何度見ても鳥肌ものです。
この感覚が今週のお題について書くことにつながりました。

2人の未来はどうなったんだろうなぁ~。

皆様、こんばんは。
書くンジャーズ火曜日担当、勇気パパ@育休5週目です。

バタバタした日々の中、娘の1か月検診、お宮参りを終え、一つの通過点が過ぎたなと、少しほっとしたりもしています。


2515グラムで生まれてきた娘の体重も3000グラムを超え、そろそろ沐浴から普通のお風呂入浴へ切り替えようかと検討している今日この頃。
ちなみに2年半ほど前の息子の時はベビーバスでの沐浴をしていたのですが、沐浴方法が変わってきているようで。
病院で教えてもらったこの方法を用いてベビーバスもガーゼ等も使わず、あわあわのボディーソープを手で塗り広げ、洗面所のシャワーで頭から豪快に洗い流し。
この数年だけでも、時の流れを感じます。


それでは、お題の【20歳の自分に勧める本】を。

僕の20歳は2000年でした。
今からもう19年も前です。
月日が経つのはほんと早いなぁ。
(こういうセリフを言ってる時、おっさんになったなぁと痛感します)

ということで、ちょっと2000年の本の総合ベストセラーを調べてみました。

こちらのサイトから2000年を抜粋
1位 だから、あなたも生き抜いて
2位 話を聞かない男、地図が読めない女
3位 ハリー・ポッターと賢者の石
4位 これを英語で言えますか?
5位 「捨てる!」技術
6位 新・人間革命
7位 太陽の法
8位 子供が育つ魔法の言葉
9位 経済のニュースが面白いほどわかる本
10位 人生の目的
11位 ポケットモンスター 金・銀

ハリーポッター、この年からはじまってたんですね!
そして、面白いのは11位。
このころはインターネットで検索するよりも、まだまだ本で攻略法を調べることが主流。
そういえばゲームの攻略本がランキング上位によく顔を出していたなぁと、懐かしく思いました。

このサイトには1990年までしか載っていないようですが、いろんなサイトに各年代のランキングが乗っているようなので、ご自身の20歳の頃を確かめてみてはいかがでしょうか?
結構面白いですよ。


と、ランキングを見ながら気づいたのですが……
この中の本、一冊たりとも読んだことがありません!
ほんと、本をほとんど読んでなかったんですよね。

なので、そのころの自分に本を読めと勧めても読まない気がするので、あえて自分が読んでいた本を自分に勧めてみようと思います。

漫画です。
漫画ですけど、この本がなければ育休をとるまでに至らなかったといっても過言ではない本です。


タイトルは、「めぞん一刻

知っている人は、これ好き!って人、多いんじゃないでしょうか?

今ではなかなかお目にかかることのないおんぼろアパート、一刻館。
風呂なし、トイレ共用、電話も共用。
そこを舞台に未亡人の管理人 音無響子さんと、うだつの上がらない青年 五代裕作くんが周りの人々に振り回せながら過ごす日常をコメディタッチに描いたお話です。

コメディタッチなお話なのですが……
五代くんが予備校生から社会人にかけて山あり谷ありを繰り返しながら(もしくは山あり山あり)成長していく様や、どんちゃん騒ぎの日常だったのにその日常がラスト向かって一気に感動を運んでくる、といった内容がとにかく好きでした。

そして当時付き合っていた彼女と共にこんな風に幸せを築き上げていきたい、という気持ちを強く持っていました。
(もちろん彼女は未亡人ではありませんが)
今の僕は、この思いを持った自分に
「その時感じた気持ちに間違いはない」
って言ってあげたいと思います。

それはなぜなのか。

終盤の3つのシーンを挙げたいと思います。
(ここでも、ネタバレにならないようかなりの情報をそぎ落としています)

【プロポーズから始まるシーン】
「ひとつだけ。 約束・・・ 守って・・・」
この約束が、とにかくグッときます。

【お墓のシーン】
「正直言って、あなたがねたましいです・・・」
なかなか、こんなセリフ言えないです。

【ラストのシーン】
「ただいま」
子供の親となって、強烈に響きます。

どののシーンにも共通して言えること。

”生きる”

生きていることの幸せを強烈に感じさせてくれます。
そして、人を愛する幸せも。

なのでこの漫画を読み終わった後、これでこの物語も終わりか、と寂しく思ったりしました。
ですが、いつのころからか忘れましたが気づかぬうちにその寂しさはなくなるとともに、自分がこの物語の続きを生きているように思い始めました。

僕の場合、愛する人とふたりで子供を一緒に育てる!ということが、育休をとってもっと一緒に育児したい、という気持ちへつながり、その後のストーリーを作り出しています。
(ラストシーンが、僕をそういう気持ちにさせてくれます)

そんな作品に出会えて、ほんと幸せです。
だからこそ、20歳の自分に自信をもってやっぱりいいよ、と勧めます。


なお、この漫画が連載されていたのは1980年から1987年と、2000年よりも13年以上も前の時代です。
それでも僕の心には、大事にしたい気持ちをしっかりと残してくれました。

そして、それからさらに19年。

時代背景は大きく変わり、現代とは文化やテクノロジー、人間関係もずいぶん違ってきています。
(男性の育休制度だって、もちろんその時は整備されていませんでしたし)

それでも、僕がこの物語の続きを(勝手に)思い描いて生きているのと同じように、「めぞん一刻」を読んだことがある人もない人も、生きることのすばらしさ、人を愛することのすばらしさを感じることができる。

そんな作品だと自信をもって言えますので、未読の方はぜひとも読んでみてください。
一気にあなたの好きな作品上位に食い込んできます。
文庫版で全10巻ありますが、一気に読めますよ!


なお当時付き合っていた彼女、は妻です。
いやはや、あれから長かった……(笑)
(でもって今回の内容、書いていてなんですが結構恥ずかしいです)



そういえば文庫版実家に置いていたなぁ。
お正月ぶりに娘の顔を見せに実家に立ち寄り「めぞん一刻」を持ち帰って少しずつ読み直そう。

そう思った勇気パパでした。
それでは、また来週!

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基本、なにかと怖がりなアラフォーおじさんです 育休中に多分なにかで頭を打ったのでしょう。 主夫になる!と目標を定め日々試行錯誤し、昨年の4月に会社を辞めました。 note名は子供の名前”ゆうじ””さゆき”の二人を合わせて”ゆうき” →怖がりに打ち勝とうと”勇気”にしてます