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強みは何かと訊かれたら

「どんな作品を書いてるの?」とか、
「あなたの作品の強みは何?」といった事を訊かれたら、

まぁ、
「歴史ものです」とか、
「最近では学園恋愛ものを書いてみました」とか、
「九州出身なので地方農村の習俗や方言には詳しいです」
といった事を日頃は答えているのですが、

私の作品ジャンルを、
より正確に表すならこうだろうと、
密かに思っている言い方がございます。

「ユーモアだけは添えるように心掛けたペーソス&シビア」


取り立てて大きな事件も起こりませんし、
問題があっても解決させません。
登場人物それぞれが迷ったり、困ったり、
何が起きているのかに気付いてさえいないうちに、
時が流れて何かしらの決着を見る。

その期間を記録している感じです。

登場人物によっては共感もしづらいと思いますが、
誰かの今現在の悩みや、
苦しみ悲しみに、
ふっとした場面の一文が、
寄り添えたりしないかなぁと思っています。

アドバイスは出来ませんし、
答えも出せませんが、
小説(あるいは物語)って、
実際そのくらいのもので良かったりしませんか?

ですので広く宣伝する、と言うよりは、
たまたま通りかかって覗いてみて気になった方に、
こっそり買ってもらう形が合っているんじゃないかなと、
現時点では思っています。

私はまず文章好きなのですが、
同時に『声』の力も信じているので。

何も音声に限らず、
一人一人に固有の響きで、
特に美しくはなくても誰にでも、
発する事だけは許される。

そして発した以上は誰かに届く。
否応なく、善かれ悪しかれ、届いてしまう。
ではなるべく良い声を、と望んだところで、
良い声に聴こえてくれるかどうかは、
相手側の都合や状況にもよります。

そのためSNSはやっておらず、
シェアはそれほど望みません
(シェアしたい方のお気持ちは拒みません)。
届いた方それぞれの反応を望みます。

何かしら心に残りましたらお願いします。頂いたサポートは切実に、私と配偶者の生活費の足しになります!