見出し画像

「計算機自然:違う豊さのパラダイムについて」落合陽一氏noteより。落合さんおすすめの微分・積分の本も紹介。

落合さんと、落合さんを理解した?ChatGPTとの会話が超絶面白くなってきた。
いや「面白い」という言葉を使うと誤解が生じるでしょうか。
読みごたえのある会話です。

「計算機自然:違う豊さのパラダイムについて」

このテーマで考えを続けている.

落合陽一

「パラダイムシフト」とは、
特定の考え方や行動の枠組みが、新しい発見や技術、社会的変化によって根本から変わること。


今、世界で起きていることを、今よりもより良い方向へ
「パラダイムシフト」
させるためにはどうすれば良いのでしょう。

それには、技術が単に進化するだけではダメなのです。
進化する技術が起こす「デジタルネイチャー」の世界で、どのように私たちも「進化」して、この世界を生物としての人間らしく喜びを分かち合って生きられるのか。


世界中の人たちが「同時に、瞬時に解り合えるもの」とは何?


技術の力で、この世界を一瞬にして理解できる「未来の曼陀羅」を表現出来たら・・・。

これは、私の勝手な年初の願いです。


社会彫刻の対偶とは民藝であり,人間中心主義の対偶は計算機による微分オントロジーである.構造主義は1000年前に空海の声字実相義で先取りされており,茶禅一味,茶の精神は持続可能性とウェルビーイングの極みである.

ヌル即是色色即是ヌルの我々が一輪の花の中に華厳の宇宙を生み出し,抹茶の一粒の中にカムイや霊性を見てきた我々の現代とはなんであろうか.

それは西洋近代哲学や西洋芸術への迎合でもヨーロッパアメリカアカデミズムの輸入と評価手法の導入でもないだろう.物化する計算機自然は老荘思想と接続し,アジアに根強い地盤を揺籃するとともに,西洋の仲間たちと積極的に対話しながら多義的宇宙論を構成しつつある.規範がインプリントされたオブジェクトと創発する喜びを共有する日々を過ごす美学の醸成こそが平和の希求であり,森羅万象に中心を持たず質量と非質量の分け隔てない新しい自然の伸長と創成を成す計算機自然の道である.

その喜びを分かち合おう! 感動できる! ありがとう.

「計算機自然:違う豊さのパラダイムについて」
落合陽一noteより



私もセンボーさんと同じようなことを思っていたので、このポストを見て購入しました。


そして落合さんが何故この本を選んでくれたのかは、この本の最初「はしがき」を読んでわかりました。

微分積分という学問の本質的な性格をていねいに解き明かした教科書はあんがい少ないのではあるまいか。

その思考法の本質にねらいを定めて解説すれば意外に簡単なものである。本書は応用の方はできるだけ割愛して、その考え方に焦点を合わせて詳しく解説したつもりである。

微分積分の考え方をたどってみよう。

「微分と積分」より


1969年に書かれた本です。でも電子書籍で読めます。
「デジタルネイチャー」の世界を知りたい人は是非。


ヘッダーの画像は、AIが生成した「マンデルブロ集合を用いたフラクタルアート風の描写。曼荼羅。」

好きなものを「スキ」と言いたい・・・。
ただそれだけのnoteを今年も書きます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?