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過去が今を不自由にする夢

私が子どもの頃に使っていた実家のテーブルで、

母と向かい合っている。

今度家に男の人を連れてくる、と話をしている。

その人は別に彼氏とかではないっぽい。

でも、一生懸命その人の聞こえの良い部分ばかりを伝えて

母に分かりやすく印象を良くしようとしている。

如何にその人が社会的に立派なのか、

という部分ばかりを伝えている。

母は何か暗い顔をして聞いている。


場面が変わって母ではない人が出て来て、

知り合いの方のお姉さんが狐に祟られて

冬の夜道を徘徊した過去があるという話を聞く。

私はその時の事が浮かんで来て絵に描く。

その絵では、そのお姉さんは袴を着ている。

よく見ると巫女さんの恰好で、

雪の中を寒そうに歩いている。


ガシャガシャと音がして、

シャッターが開いて自転車を引いて

私の姉が帰って来た。

姉はまだ大学生くらいの様子だ。

間もなくして、

もう死んだ父方の私のおじいちゃんも自転車で帰って来た。

ここで私は、

ああ、私はまだ子どもだったのか、と思う。

夢だとうっすら気が付いているのだ。


また場面が変わっていて、

もう家族の姿はない。

私たちは大勢でバスの様な

車の様なもので移動している。

その車が休憩所に停車する。

私はその休憩場の売店で、

ソフトクリームを買おうとする。

お金を払う時に、

古いお金が混じっているから使えないと断られる。

いつ混じってしまったのかな?と思いながら車に戻る。

その話をみんなにすると、

他にも私のようにいつの間にか、

古いお金が混ざってしまっていた人がいた。

いつそんなことになっていたのだろうか?

とみんなで話し合っているが、

うっすら私は『あの時だ』と思いつつも

言えないまんま、目が覚めた。









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