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ハローワールドって、どんな会社?何の仕事をしているの?「就労移行支援」って?

はじめまして、こんにちは。株式会社ハローワールドです。

私たちは、障害を抱えている方向けの就労移行支援事業所や自立訓練事業所の運営、メンタルの不調で仕事を休職している方向けのリワークサポート(職場復帰支援)などを行っています。

「就労移行支援」「自立訓練」…といった言葉は、聞き慣れない方も多いかもしれません。「名前だけは聞いたことがあっても、実際にどんな事を行っているのかイメージできない!」という人もいるのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、ハローワールドで行っている「就労移行支援」「自立訓練」「リワークサポート」といった事業の内容と、是非皆さんに知っていただきたいハローワールドの「強み」をご紹介します。

「就労移行支援」とは

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障害のある方(主に、うつ病・双極性障害・統合失調症などの精神障害を抱えている方)が就職し、定着して働けるための支援を行う事業です。

一口に「障害を抱えている方」と言っても、その程度や悩みの内容などは人によってさまざまです。

「働く意欲はあるのに就労ブランクが長いためなかなか採用に至らない」
「体調面や精神面に不安があり、どんな仕事に就けばよいのか分からない」
「何度も職に就いてはいるが、長続きせずに辞めてしまう」
「働いていない時期が長期間にわたるため、仕事のスキルがない」

そんな一人ひとりの悩みに寄り添い、障害と付き合いながら働きつづけるための能力開発支援を行っています。
感情の波をコントロールするためのトレーニング、継続的な通所による生活リズムの安定、PCなど仕事に役立つ技術の習得など、サポート内容は気分・体調面から仕事スキルに至るまで多岐にわたります。
特に、脳科学の考えに基づいて脳の健康を維持する「ブレインフィットネス」や、「今、この瞬間」に意識をフォーカスして心を整える「マインドフルネス」を支援に活用するなど、体だけではなく脳や心の健康に重点を置いて支援を行っているのが特徴です。

「自立訓練」とは

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自立訓練とは、障害を抱えた人が病院や施設での生活から地域生活へ移行する際に必要な能力の訓練や支援を行うサービスです。自立訓練には身体機能を維持・向上させる「機能訓練」と生活能力を身につける「生活訓練」があり、ハローワールドが運営しているのは「生活訓練」の事業所にあたります。

具体的には、「地域で生活をしていきたいけれど、働くのはまだ難しい…」という方が、生活習慣を整えたり、自分自身や障害について理解したりすることをサポートしていきます。
日中の決まった時間に通所することで、生活に必要な能力を身につけるだけでなく、障害を抱えた方が社会の中で孤立しないような居場所づくりの役割も果たしています。

また、将来的に仕事に就いたり就労移行に通ったりすることを見据えた支援も行っています。自分の得意・不得意を明確にして、「自分に向いている仕事は何か?」を考える、自分の考えや気持ちを言葉で表せるようになるなど、支援内容は障害の種類やその方が目指したいゴールによってさまざまです。
利用される方やその保護者の方と話し合い、「何ができるようになりたいのか?」「今後どうしたいのか?」を踏まえながら、その人にとって必要な支援を行っていきます。

「リワークサポート」とは

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もともと仕事をしており、メンタルの不調により休職や離職をしてしまった人の復職や再就職を支援する事業で、自立訓練(生活訓練)の一種です。

就労移行支援事業を行う中で、仕事が原因で心身の調子を崩してしまう方がとても多いことを実感した私たちは「復職専門の支援機関」として、2020年に博多でリワークサポートセンターを設立しました。

復職・再就職するにあたって必要なことは、大きく「休息と回復」です。
ここで言う「回復」とは、「生活リズム」・「体力」・「自信」に加え、目には見えない「心」の回復も含まれています。

リワークセンターでは、継続的な通所によって生活リズムを整えながら、柔軟なものの捉え方を身につける練習を行い、心身の回復を目指します。また個別に面談などを行い、復職に向けた不安や心配を解消します。会社の人事などとも必要に応じて連携し、休職している方が安心して職場に復帰し継続して働けるようサポートしていきます。

支援事業におけるハローワールドの「強み」

ハローワールドは、決して大きな会社ではありません。事業所やスタッフの数も、大手の会社と比べるとわずかです。

ですが、そんな私たちだからこそ発揮できる「強み」があります。それは、支援員一人ひとりが熱い思いを持っており、それをダイレクトに支援に反映できることです。

ハローワールドには、「このように支援すれば誰でも就職・復職できる」という画一的なメソッドはありません。支援員が利用者に一対一で向き合い、特性や向き不向きを理解したうえで、その人に合わせた柔軟な支援を行っています。そしてそれを可能にするのは、「利用者さんが幸せな人生を送るサポートをしたい」「働きたいのに働けない人をなくしたい」といった、支援員ひとりひとりの思いです。

次回からはそんなハローワールドの支援員にスポットを当て、彼ら/彼女らがどんな思いで支援に取り組んでいるかをインタビュー形式でご紹介したいと思います。

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!


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