仕事辞めてイタリアに飛んだ話

保育の仕事は
すっごく充実してて

1日がすぎるのが
あっという間だった。


子供たちのことも
大好きになって
みんなに会うために職場に行っていた。

保育士さんたちからしたら
未経験で入った私の動きは

ぎこちなくて
物足りなかったかもしれないけどね。

そこは、ごめんって思う。笑


そんな私にも
早くもまた転機が訪れる。

Au Pairという
ベビーシッター制度が
実は世界中にはあって
(最近は日本人にも知られるようになってきたね)

仲介している業者もあるんだけど
マージンが高いし、

私の中では興味本位で
どんなものか知りたい程度だったから

とりあえずネットで見つけたサイトに登録してみることにした。


このサイトは、

ベビーシッターが必要な人と
ベビーシッターを住み込みでしたい人を

つなぐマッチングサイトみたいな感じ。

基本全部英語だから

英語が出来る人だったり、
英語を学びたいけどホームステイのお金を浮かせたい人向け。

ベビーシッターしたい人は
どの国でベビーシッターしたいかを
登録しないといけないんだけど

アメリカだと基本的に
車の免許を持ってることが前提で
(子供の送り迎えが車の文化だからね)

私は日本でも免許ないから笑
ならばヨーロッパ!と思って

陽気そうなイタリアかスペインで迷って

イタリアを適当に選んでおいた。


ベビーシッターが欲しい人は?って言うと

やっぱり見知らぬ外国人に子供預けるわけだから
保育だったり子供と関わった経験がある人を欲しがる
そういう条件を出している人たちもいっぱいいる。

私はプロフィールに
保育やってます。日本で子供に英語教えてます。
ってことを書いてたんだけど


それがイタリア人に大ヒット!笑


すっごいオファー来て笑
私そんな行きたくてプロフィール入れたわけじゃないんだけどなぁ

って思いながらも
なんとなくやりとりしてた。


で、
1家族だけ、スカイプで話したいって言ってきたところがあって。

子どもみたーい!って
それだけの理由でOKした。笑


そしたら
画面越しなんだけど

めっちゃ子どもかわいいし
子どもがなぜか私のことをものすごく気に入って笑

その家族のママが
「なおに是非きてほしい!
来てくれるなら、他の人たちのお断りをしないといけないから
あと2週間で返事をちょうだい!」


ってまあ

急っていうか無茶な話をしてきて。笑

でもなんだか本気になりたい自分もいて。


もし行くならって考えると

大好きなシェアハウスを退去しなきゃいけないし
仕事も辞めないといけないし
お金足りないかもしれないし
そもそも行くのはいいけど帰ってきたらどうするよ?
って心配もあったし


グルグルしちゃって
自分はどうしたいのか?

答えが出なかった。


そんな時

シェアハウスで一番の仲良しのAzちゃん

「お金とか、そういう問題ごと全部とっぱらったとして
なおちゃんはどうしたいの?

って聞いてくれて

その時
私行きたい!」って思ったのね。

本当バカよね!笑

お金ない
仕事なくなる
家なくなる

それでも行きたい
だなんて!

でも行きたかったんだよ。


それで、

行きたい意志を
イタリアの家族に伝えて

仕事辞めることを
園のマネージャーに相談。

ただでさえ人が足りてない業界。
園に迷惑かけることは重々わかってたけど
行かないと後悔すると感じたらしいマネージャーは
快く応援してくれた。
(すげー曲者で苦手だったけど笑)



多分
園の先生みんなが
私に対して快く送り出してくれた訳ではないと思う。

私も申し訳ない気持ちもありながら

それでも、
「自分の人生は自分で作りたい、決めたい」って気持ちが強くて


行くことにした。

人生やらずに後悔すると
ずっと後悔が残る。


やってみてから考えればいいって言葉だけ聞くと
確かに足がすくむけど

それでも

やってみて得た体験は
やらなかった人には得られない。

そして大抵
そうして得られた体験は

本当にかけがえのない宝物になると
私は思う。

イタリアでの体験はまた今度。




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