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女性性が癒されて初めて現実が変わる

やりたいことがあるのに動けない
なんとか思考を変えて感情をコントロールしようとしてるけど上手くいかない
今の現状に不満が多い
恋愛、仕事、人間関係、健康… うまくいってないものがある

などなど
これら全ての原因の根幹は、まずは女性性にあると思うっていうお話。

意図が完結していく

今の旦那さんと知り合い、付き合ったのは6年半前のこと。
当時の私は、東京での仕事を辞めてイタリアで3ヶ月過ごした後に帰国した、ニート状態。ろくに恋愛もしたことはなく、寂しさから、「誰でもいいから付き合いたい!」という動機で彼氏を探すこじらせ全開女子。
彼と付き合った時の動機もやっぱり不順で、「まあダメだったら2股すればいっか〜」くらいに思って付き合い始めた。(最低。笑)
そんなクソみたいなスタートだったのにも関わらず、私が彼との恋愛で癒したいと思ったのは、自分の女性性だった。

私が「心を癒す」というジャンルの学びがあることを知ったのは今からちょうど10年前。自分の生い立ちに当てはまることだらけで、「だから私の人生、うまくいかなかったんだ…!」とまさに目から鱗だった。
心を病んでいたのは間違いなくて、そのことには気が付きながらも、そこまで真剣に向き合ってはいなかった当時のこと。それでも、今ではその理由も覚えてないけれど、「女性性を癒したい」と思ったことは覚えてる。

そして、その女性性の癒しというのは、想像を超える体験の数々だった。
山で例えるなら、富士山くらいだろうと思って登り始めたら、エベレストだった。くらいの過酷さだった。

恋愛というのは、お互いのいい部分だけではなくて、もっと深層にある、他者やそこそこの友達には見せない、もっと言えば、家族にだって見せなかったかもしれないような、ドロっとした部分を見せ合うことになる可能性を持ってる。
私も彼も、相当な昼ドラの脚本が書けそうなくらい、たくさんのドラマがあった。笑

私はものすごい依存体質&ヒステリックで、真冬に全裸で泣きながら叫んでたこともあるし(笑)、彼は彼で自分のことで精一杯だったり、私にたくさんの隠し事があったりして、「付き合ってる」という関係を保ってるだけで奇跡だと思えるくらいの出来事はたくさんあった。
その中で、私が偉かったのは、必ずどれひとつとしてそのまま放置しなかったことだった。

必ず自分の癒しに変えてきた。

女性性というのは、感情や許しがテーマになる。
私は、自分が何が好きで何が嫌いかも分からず、人に流されたり、「これが好きなはず」とミーハーな選択をしてみたり、嫌いなのに平気なふりをしたり、そうやって自分にウソをつくことがすごく上手だった。そのクセ、本音じゃない言動が多かったことで、彼との関係の中で、全然素直になれなくて苦労もした。
彼が私のことを好きだと言ってくれても、なぜこんな私を好いてくれているのか分からずに、本当に好きなのか試そうと、ひどいこともたくさん言ったりやったりした。

愛を受け入れることが怖かった。
無くなってしまうと思った。
完璧ではない、理想とは全然違う彼を受け入れることも嫌だった。

だけど、ひとつひとつ、自分の感情と向き合い、自分の感情を持てるようになった。
少しずつ、自分が彼に対して持つ愛も、愛されている事実も、受け入れることに抵抗しなくなった。許せることが増えた。

そうして、ひとつずつ、自分の女性性を癒してきた。
長い6年半。

結婚もしたくないと言っていた私が、今は新婚夫婦をやってる。
ふと気がつくと、妊娠&結婚を境に、私自身に些細だけれど大きな変化があるんじゃないかと思った。

自分の道を歩く選択が増えた。

自分の内側から上がってくる、これをやってみたいという気持ちに気がつけるようになったし、それに向かって動けるようになった。
前みたいに、やってみたいけど怖い…とか、めんどくさい…とか、そういうところでストップがかからない。
自分の夢を叶えることへの情熱が沸く。

男性性が前よりはるかに上手に使える。

女性性が癒されることがなければ、男性性が正しく機能することはないのだと思う。

男性性は、決断したり、行動したりすることに関係する。

私はこの6年半の恋愛を通して、最初に立てた「女性性を癒す」という意図が完結したのを感じた。


女性性が癒されると男性性が自然と動き出す

案外、自分の「好き」「やりたい」などは、思考が引っ付きやすくて、簡単には分からない。もちろん、ものすごく直感的で、損得勘定抜きにして自分に正直に生きてるレアな人にとっては簡単なことかもしれないけど、会社で働いた業績が評価の対象だったり、勤続年数や功績が転職に響いたりする世界で生きている現代の人間にとって、そういう「感情」をシンプルに感じて受け入れることは、そんなに簡単なことじゃないと思う。

そもそも、たとえ「好き」や「やりたい」が、結果的に仕事につながったとしても、最初から「仕事になるかどうか」と考えている時点で、思いっきり思考が働いていて、全然感情じゃない。だから、逆に言えば、自分の「好き」も「やりたい」も、仕事とか世間体とか、全く関係なく沸いてくる。理由なんて自分にも分からなかったりするし、結果論だったりする。

だから、ものすごーく頭の中が静かじゃないと、自分の内側の感覚が上がってくる感じがどんなものなのかは分からない。だからこそ、自分の思考が外れた状態で、フラットにどんな感情もウェルカムして、宇宙に佇む星たちのように、浮かべておく必要がある。これが、女性性が癒されているからこそ出来ること。

そして、ムクっと上がってきた感覚を掴んで、現実を動かしていくのが男性性の役割。

ここで「やっぱり怖い」「面倒くさい」というエゴに引っかかると、トラップに引っかかったんですねー残念でしたねー、という結果になる。

怖さ、面倒くささという感情が、「自分の真の感情」ではなく、「自分の情熱を放出しないようにしているトラップ」だと理解できなければ、ここから一生進むことはない。

私は、新卒での就職活動の頃から、10年かけて、「私は何がしたいのか」を模索しながらトライアンドエラーを続けて今がある。その間ずっと、「私は何がしたいのか」が分からず、模索し続けて色んなことをやってきた。
そのことと、女性性を癒すと決めたあの日から、ずっと自分の心と向き合って癒し続けてきたことで、自分との関わり方が格段に上手になった。

だからこそ今、情熱がムクムクと湧いてくるのを、止めないでいられる。
少しずつだけど、自分が今向かいたい先を見据えて、行動していけている。

女性性を癒すのは、現実の捉え方を変えるため。
そして、自分の住む世界(世界観)を変えるため。

男性性を癒すのは、自分の実現したい世界を、この世で形創るため。

引き寄せ…?
もちろん癒せばミラクルは起きる。

けど、自分の望みは自分で叶えるもの。
そして、自分が望むからにはもうその望みは自分の意識の世界では存在しているもの。
つまり、自分が行動すれば叶うもの。自分には叶える力がすでにある。

だから、女性性をまずはしっかり癒して、そして決める。行動する。
世界はシンプル!

今持ってる夢、全部叶えるんだ!


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