全身筋肉痛⁉︎タスマニアのレタスファームで働いてみたら🧑🌾🥬
こんにちは!
さて、突然ですがみなさんはワーホリでどんなお仕事をしてみたい/していますか?
オーストラリアでは、ファームやホスピタリティなど一部の仕事を一定期間行うと2年目、3年目も滞在ができるビザを発行してもらえます。
その中でも、ファームジョブは人気のお仕事。
特にタスマニアは、タスマニアドリームと呼ばれるほど世界中からファームジョブを求めて渡豪してくる人たちが多いのだとか。
今回は私が働いたとあるレタスファームのお仕事内容について紹介します。
レタスファームの服装について
どこのファームも基本的には同じかと思いますが、帽子、Hivis、セーフティブーツと呼ばれる作業着を着用します。
全てK-martやTarget、Big-Wなどで安価に揃えることができます。
Hivis (Hi Visibility clothing)
通称"ハイヴィー"と呼ばれる蛍光色の洋服です。
イエロー、オレンジ、ピンクの3種類があり、ベスト、ポロシャツ、ジャケット、パンツなど形は様々です。
ファームやコンストラクションなどな業界で働く方々がこれらを着用しています。
場所にもよるかと思いますが、Hivisを忘れたらその日は働かせてもらえないなんてことも・・・。
私の働いたレタスファームはトップスのみHivisの着用を求められ、形に関しては自由でした!
ちなみに私はもっぱらのベスト派。
タスマニアは朝は寒くて日中は暑いので脱ぎ着のしやすさにかけていました。
Safety boots
つま先に固い板(スチールなど)が入っているのが特徴の靴です。
全体的に固い素材でできており、とても頑丈なので怪我を防ぐために着用されます。
ファームやコンストラクションだけでなく、場所によってはキッチンの仕事でも着用する機会があるかもしれません。
Hat or Cap
日差しの強いオーストラリアでは屋外の仕事の際は帽子をかぶることが推奨されています。
私たちギリホリカップルも常に帽子をかぶって作業していました。
個人的にはキャップよりもハットをおすすめします!
初めはキャップをかぶっていたのですが、耳に日焼け止めを塗り忘れていて焼肉になりました・・・
作業の種類と内容
私が働いていたレタスファームの業務は大きく分けて4つあります。
Weeding - ウィーディング
Weedingはweed(雑草)を抜くことです。
“Need a weed hero.”という雑草抜きのお仕事の募集も見かけるほどどこのファームでも行う作業で、重い物もなく、単純作業ですが、好き嫌いが分かれる印象です。
私は結構好きな作業なのですが、彼は「腰がしんどい、もっと動きたい!」と言っていました。
ただ、週5勤務のうち、4日間この作業があった週は流石にちょっと退屈でした笑
また、雑草によっては鋭いトゲが生えているものもあるのでグローブがあると良いと思います。
Harvesting - ハーベスティング
Harvestingは「収穫」のことです。
私のファームはレタスがメインでしたが、スピナッチ(ほうれん草)も扱っていたので週に2、3回は収穫作業がありました。
実際に収穫するトラクターと、積み込むトラックの2部隊に分かれての作業になります。
トラクター側はとにかく流れてくるスピナッチをコンテナに詰める人、コンテナを補充したり詰める人をサポートする人の二人体制で、次から次へとスピナッチが収穫されてベルトコンベアを流れてくるためかなり時間に追われます。
また、常に中腰体制なので結構腰にも効きます。
トラック側は基本は三人体制(たまに二人)でスピナッチの種類にもよりますが、6~7kgのコンテナを天井近くまで積み上げていきます。
人数が多い日は、トラクターに空コンテナを流していくという比較的簡単なポジションもできるので、みんなうっすらそのポジションを狙っていました。
私はトラクター側のコンテナ補充が苦手でした・・・。
コンテナを基本的には片手で扱う必要があったのですが、力が足りないのかコンテナが無意識に身体中に当たってあざだらけになりました。
特に膝に当たっているのか、膝は常に紫色になってます笑
Cutting - カッティング
こちらもHarvestingの一種ですが、ここのファームではCuttingと言われると主にレタスの収穫を行っていました。
グローブとナイフが貸し出しされ、レタスの種類によってカットする方法が異なります。
丸ごと収穫するタイプ(フルカット)
根元からカットし、汚い部分は落として収穫します。
一人一つ小さなコンテナをもらい、いっぱいになったらBin(ビン)と呼ばれるトラクターで運ぶ大きなボックスに入れると言う作業を繰り返します。
半分収穫するタイプ(ハーフカット)
半分から上のみをカットして収穫します。
スーパーで見かける袋入りのサラダに使われているカットの仕方です。
小さなコンテナがそこらじゅうにばら撒かれるので、ひたすらそのコンテナにハーフカットされたレタスを詰めていきます。
全部終わったら散らばったコンテナをトラックに積み込むのですが、これがめちゃくちゃきつい・・・
Planting - プランティング
Plantingは「植え付け」作業のことです。
四人組で行動し、二人が機械に座ってひたすら苗を一つ一つ機械にセットしていき、あとの二人は機械の後ろを歩き、苗がきちんと植えられているかを確認します。
地味な作業ですが、他に比べると体力に自信がなくてもできるかなり優しめな作業かと思います。
ただ、私のファームでは始業時間が7時からと他のお仕事の時よりも遅く、基本的に6時間勤務なのでセカンドビザを狙っている人には物足りない様子でした。
終わりに
これらが私の体験したレタスファームの業務内容です。
多少の雨でも基本は仕事があり、泥まみれになることも日常茶飯事なので覚悟してください笑
爪も土が入るのは当たり前で、ネイルはおすすめできません。
また、腰を痛めたりする可能性もあるため日頃からストレッチやマッサージも大切です。
私は重いものを持つことに慣れていなかったので、ものを持ち上げる際に膝を使っていて膝があざまみれになることもしばしば。
愚痴っぽくなってしまうほどどれも大変で最初は全身筋肉痛になりますが、日数をこなせばかなり慣れてきて、今ではレタスファームは割と好きなお仕事の一つになりました。
また、朝早く始まりお昼にはお仕事を終えられるので、「1日を有意義に過ごしたな〜」と思えるあの感覚もとても好きです。
オーストラリアでファームジョブを考えているみなさま、レタスファームを一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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