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改めまして、自己紹介2.

子どもが生まれるまでの私はこちら⬇︎


強い想いを抱えながら、海外インターンまで経験した私は、結局大学卒業後に就職はしませんでした。

何故なら、妊娠が発覚したから!!

大学4回から付き合い始めた今の夫。
2年で終わるはずの第2外国語のフランス語で何度も単位を落としていた私達。(似た者同士)
再履修に再履修を重ねて結局4年間もフランス語を学ぶことになったのです。
おかげで、私は「フランス」という国にまで拒否反応を起こしてしまうほどにフランス嫌いになってしまっていました。(今は克服)

私達はその再々履修で出会い、その打ち上げ的な飲み会で初めて会話。
そしてすぐに意気投合。
なんと、夫もカリフォルニアの文化が大の好物だったのです。

そして気がついたらあっという間に結婚、出産。


勢いだけで結婚と出産を終えた私は、知識も情報もない状態でした。
自業自得。
その言葉に尽きるけれど、初めての妊娠、出産、子育ては不安だらけでした。

子どものままでお母さんになってしまった。
そんな風に周りからも言われていたし、何より私自身が1番そう感じていました。

それまで海外とか社会とか日本とか、そんな大きくて壮大なことばかり考えていた私。
正直、頑張れば出来ないことなんてないんじゃないか?とすら思っていました。


それなのに、妊娠中の自分自身とお腹の中にいるまだ見ぬ我が子、ただそのことで頭も心もいっぱいいっぱい。
いつも不安で心配で孤独。

あれほどフットワークが軽かったのに、家から出るのも怖くなってしまっていたのです。

大学の友達は新社会人として毎日忙しそうにしている、そんな中で私は妊婦仲間もいるはずもなく、毎日ネットを徘徊したりダラダラと寝て過ごしていました。

夫の帰りは夜中か朝方。
慣れない料理に苦戦しながらご飯を作って待っているけれど、私の唯一の役割である"料理"にも自信がない。

お腹の中で大切な命を育てているにも関わらず、お金も稼がず、何も学ばず、ただただ毎日悪阻が辛くてずっと寝ている自分自身に対して無価値だと感じるようになったのです。


そんな気持ちは、出産しても続きました。
自分が無価値だと感じないよう
頑張って、頑張って、頑張った。

その時はただただ『認めてほしい』こんなにも、手探りで毎日頑張っていることを誰かに認めてほしい!!!

そんな想いをずっと持っていたように思います。
でも実際は誰も褒めても認めてもくれない
労ってもくれませんでした。

ああ、母親になるってこういうことか。

自分を消して、ただただ我が子の「親」として生きていくってことか。
と悟りました。

その瞬間から
「私」が「消えた」のかもしれません。


妊娠が発覚した時、母親から

「子どもが生まれたら人生終わるよ」

と言われたことがありました。

正直、私はその言葉がショックだった。

ああ、私が生まれてきたことで、母の人生を終わらせてしまったんだな、とも感じたからでした。

きっとそんな深い意味で言われた言葉ではないけれど、当時の私はそんな風に受け取ったのです。


大切で大好きな存在の母。
だからこそ、人生終わったなんて思って欲しくなかった。

そして

「私は絶対に子どもが出来ても人生終わらせない!そそんな風に思いたくない!」

と心に決めたのでした。


なのに、実際に子どもが生まれて子育てに追われていると
「私の人生が終わった」と感じる瞬間の多いこと…。

「これか、母の言っていたことは。」

と、その度に感じるのでした。


息子が1歳になってすぐに娘を出産。本当に目の回るような日々を過ごしていました。

1歳半健診で息子が発達検診に引っかかり、療育親子教室に通うことになった時

私の育て方が悪かったのか?
年子で妹を産んだから愛情が足りてなかったのか?
TVを見せすぎたのか?
怒りすぎているからか?
夫婦関係が悪いからか?

原因ばかりを探しては、自分を責めていました。
沢山の育児書を読み漁り、膨大な育児情報を得てみたり、色々な機関に相談してみたりもしました。
そこで言われたことを徹底的にやってみる、でも上手くいかない。
そしてまた違う所へ相談へ。

そして言われたこと

「お母さん、もっとお子さんの良いところを見てあげて」

ということ。

正直、私はこの言葉に腹を立てていました。

「だって、相談の時間でしょ?カウンセリングでしょ?困った事を話す場所だから困った事を話してるのに、その話も受け止めてくれないの?なんで私を責めるの?」

「こんなに必死に頑張ってるのに…」


ああ、私の気持ちは誰にも分かってもらえないんだなぁ。

と心を閉ざしました。


子育てが大変だ、助けて欲しい。
聞いて欲しい。
どうにかしたい。


その気持ちは確かにある。
子ども達にイライラしていつも怒ってるけど
心のそこでは子ども達の事を自分のことよりも大切に想ってる。

だから、今!
のこの状況をどうにかしたいのに!

でも、どこに言えば良いのか
誰に言えば良いのか
どうしたら良いのか

全然分からなかった。


夜中になるとそんな事を考えてネットで色々検索してみる。
でも答えの出ないままに朝がくる。

子ども達が寝てる時には、子ども達が大切だって心底思うのに、起きてきたらイライラがまた止まらない。

一時保育だって予約できない、ファミサポだって手続きが大変。
何より、人に我が子を預けるのも不安。
1人の時間は欲しいけど、お金も稼いでない私が1人の時間を持つことにも少し罪悪感を感じる。

なんだかもう、出口のない迷路に迷い込んだよう。
そんな日々を長く過ごしてきました。


もう、限界、本当にこのままだと事件を起こしてしまいそうだ、、


と思い、藁にもすがる思いで手を出したのが、気持ちについての学びでした。


とにかく子どもへのイライラをどうにかしたい。
なんでこんなにイライラするのかを知りたい。
今のこの状況から脱却したい。

そんな想いで始めた学びでしたが
考えるのは自分自身のことばかり。

私は子どもや夫、環境を変えようとしていたことにも気付きました。
人は変えられない、環境を変えたところで私は何も変わらないのに。

そして私自身が、どんな考え方、思考の癖があるのか?について徹底的に見つめ直してみたのです。

私には「どうせ私は分かってもらえない」そんな思考の癖を持っていることに気付いたのもこの頃。

これは幼少期の経験が大きく影響していると思っています。


この思考の癖によって、私自身が生きていくこと、子育てをすること、夫婦関係を続けていくこと全てが難しくなっていたことに気付いたのです。


これは今から約8年ほど前のお話です。


毎日答えのない迷路の中でもがき、本当に苦しい日々でした。
でも、私には大切で守るべき存在がありました。
それは我が子達。

倒れてなんかいられない!
必ず、絶対に幸せになってやるし、してやる!!

そうやって自分を奮い立て、ちょっとしたヤンキー精神で(ヤンキーでは全然ない)転んでも倒れても何度も何度も立ち上がってきました。


あれから8年経った今。
我が家にはあの時にはいなかった
末っ子がいます。

この末っ子が私の発信を始めようと思ったきっかけでもあるのです。

それは、あの頃の長男長女の子育てと今の末っ子の子育てを比べることができるから。
あの頃はあの頃の全力で頑張ってた。
でも、あの頃の私に、今の私が伝えたいことが沢山あるんです。

そんなに頑張らなくても大丈夫。
足そう足そうとしなくても大丈夫。
何も心配しなくても大丈夫。
あなたはそのまんまで充分大丈夫だから。

ということ。

私だから伝えられることがあるはず。
私にしか話せないリアルな想いに心救われる人が、もしかするといるかもしれない。

だから、私の子育てを、考えを、経験を、世の中のお母さんに向けて発信していきたい!
そう思ったのです。

きっと、あの頃の私のように、子育てに苦しみ、もがき、人知れず泣いたり困ったりしているお母さんが世の中にいるんじゃないかなと思うんです。

もし、そんなお母さんが1人でもいるなら
全力で寄り添いたい!!

必要ならば、その知識を分け合いたい。

そして、自分自身の考え方を本気で変えたい!
そう思う人が居るのなら、一緒に並走したいのです。


出口がないように感じる
もう私、終わった。そう感じるかもしれない。
こんなこと考えてるの、悩んでるの、この世で1人なんじゃないか?
と感じる夜があるかもしれない。

でもそんなこと全然ないんです。
同じように悩んでいる人は沢山いたことに、発信を始めてから気付きました。

日々届く、世界中からのメッセージ。
皆、悩みながら試行錯誤しながら、この変わりゆく時代の中で必死に子育てをしていることを知りました。

だから、それを毎日頑張っているお母さん達のためにも、これから発信し続けたいと思っています。


可愛い時期に心から我が子を可愛がれるお母さんが増えてほしい。

幸せそうなお母さんを見ながら健やかに育つ子ども達が増えてほしい。

そう強く想っています。
それが、きっと日本で楽しそうに生きる人が増える方法なんじゃないかな。

と今の私は考えています。
そんなお母さんの集団を作りたいのです。


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