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友達との出会いで色付く世界

最近子ども達の友達の作り方が、これまでとは変わってきた気がする。

これまでは、家が違いから。
幼稚園が同じだから。
お母さん同士が仲良いから。
そんな友達の始まりが多かった我が子達。


でも、最近は
「好きなこと」を中心に共感、共鳴して仲を深めているように感じるのだ。

長女のハマり事はとにかく「ギャル」
「ギャル」にハマっているのか
「ギャル」になっているのかその概念がいまいち分からない私。
でもとにかく毎日「ギャル!」と何度も言っている。
本人によれば、その概念は人それぞれ違うらしい。ただ共通して言えることは見た目よりも中身。

ギャルイズマインド!


とのこと。
90年代ギャルに憧れ、ルーズソックスも毎日履いている。浜崎あゆみがぶら下げていたしっぽやハイビスカスのヘアアクセサリーを欲しがっている。(とてもギャル)

そんな長女のお友達との共通点もやっぱり「ギャル」なのだ。

一緒にネイルチップを作ったり
ギャルっぽいメイクを研究したり
ギャルっぽい服装をしたり

外見のみならず、本人が言う通り
心持ちがとても強くなった気がしている。


クラスで少し嫌な言葉を聞いたら、真正面から受け取り凹み傷付いていた長女。
赤ちゃんの頃からとても繊細な子だった。

それがお友達とギャルにハマりだしてからというもの、内面の変化を感じずにはいられないのだ。

武装した武士のようにも見える。
(良いか悪いかはさておき)


そんな武士ギャルズからは


他人に
私達を傷付ける権利なんてない
傷付けられる筋合なんてない


そんな意気込みすら感じる。
イライラする気持ちやストレスを
作詞作曲した歌を歌って発散し
同じ趣味を持つ仲間と楽しい時間を過ごす


最高やないかー!!

と隣で私も勝手に勇気をもらっている。


長女は今年度に入ってから登校渋り頻度がかなり高くなっていた。
そのまま学校を休む日もあったりなかったり。
不登校という言葉とずっと隣合わせだった。

私は不登校自体、反対ではない。
でも、いざ我が子が、となるとそこは心穏やかではいられなかった。

皆と同じでなくて良いよ。
出来ないことがあっても良いよ。

そんな気持ちを自分は持っているものだと思っていた。
でも、自分ごととなると、我が子の事となるとなかなかシンプルにそうは思えない事実にも少し落胆した。

「綺麗事言うてただけやったんか私…」

と。


今は、前に比べると随分自分で自分を腑に落とせるようにはなってきた。
だからこそ不登校という言葉を平気で扱えるようになったのだとも思っている。

話はそれたが、そんな不登校予備軍の長女は学校が好きではなかった。
でも、今は集団登校は出来ないものの学校へは行こうとするようになったのだ。
むしろ行きたがるようにすら。

何が変わったのか。

これは紛れもなく、そのお友達との出会いだった。


"出会い"だけで言うと、その武士ギャルズとは入学した時に出会っている。しかも去年も同じクラスだったはず。

でも今回長女は、自分の「好き」を自ら差し出すことによって、本当の意味で分かり合える友達と「出会えた」のではないだろうか。


私は長女に「好き」の力と「出会い」の力の強さをいつも間近で見せてもらっている。

正直、兄妹の中でも悩ませてくれるのは長女だ。
小さい頃からずっと悩みは尽きない。
でも、いつも学びをくれるのも長女なのだ。


いい感じにまとめるのならば
私は生きることの悩みも幸せも長女からもらっている。
と言えるだろう。


他人から何と言われようが
「好きなことやもの」は出会いを変えてくれる
出会いは人生を変えてくれると信じている。


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