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番外編ー意志が弱いんじゃない
ここからは、番外編になります。
3話目を読む前に、読んでいただけるとより面白く?分かりやすく
なっていますので
是非、先に読んでみて下さい。
私:面倒臭い事は、もうたくさんよ、さっさと寝よ。
意思1(今後は1)私を呼びましたね。
私:うん。
1:有難う御座います。全力でお手伝いさせて頂きます。
私:何だか、最初の意志さんより、あなたの方が頼もしいわね。
1:有難う御座います。
えーっと、夜の間食を止めたいのですよね。
ここまでは、前回の担当者から、引き継ぎで聞いています。
私:そうなのよ。
あなた、しっかりしてそうね、頼りにしてるわよ!
1:はい、任せて下さい。
では、あなたと習慣さんの関係を、詳しく教えていただけますか?
私:うん、
あら、ノートに書くの?
1:はい。
*ここで、私が1に今までの経緯を話します。
1:大変よく分かりました。
では、この続きは明日で宜しいですか。
私:えっ、貴方は、習慣さんには会わないの?
1:残念ながら、私は習慣さんに会える立場ではありません。
私:はあ? 意味が分かんない。
翌日ーー
1:それでは、今日は、貴方と習慣さんの関係を教えて頂けますか?
私:えっ、
昨日詳しく説明したじゃない。
貴方、ノートに一生懸命書いてたでしょ。
それに今だって何か書いてるし
何書いてるの、ちょっと見せてよ。
(ノートを奪い取る)
1:あっ、それは。。
私:何、これ!
”片栗粉 重要”
えっ、何、これ?
片栗粉の事なんか一言も言ってないし。
ちょっと、なんなのよ!!
1:それは、ですね。
私:ちょっと、ひょっとして、
あなた、昨日、昨日は何を書いてたのよ
(ページをめくる)
えっ、何これ!
キャベツ、豚肉薄切り、卵、カツオ節、
はいつものお店で。
焼きそばとお好みソースは、違うお店で。
何、これ?
何書いてるのよ!
私が説明してる間、”お好みソースは違うお店で”っとか
考えてたわけ?
何なのよ!!!
それに
この材料って、どう考えてもお好み焼きよね!
お好み焼きには小麦粉でしょ!
何で片栗粉が重要なのよ!!
何なのよ
これ!
何なのよ
あなた!!!
意志2(今後は2)あの〜ここは、阿倍野区文の里2丁目でしょうか。
私:そうだけれど、あなたは意志さん?
2:多分、そうだと思います。
私:はあ????
2:あなたは、何かを止めたいのですよね、それって何か、教えてもらえますか?
私:はあ〜(大きくため息)
*私は、2に説明をしている。
私:分かったかな?
2:もう一度
説明してもらえませんか?
私:どこから?
2:えっと、どこからって言われても
私:聞いてなかったの?
2:すみません、他の事を考えていました。
私:ひょっとして、片栗粉 重要とか。。。
2:そうです!!
何でわかったんですか!
凄いですいね。
忘れずに、買って帰らないといけないので。
私:何なのよ、あなた!
それにまだお好み焼きに片栗粉って
もう何なのよ!!!!
意志3(今後は3)あの〜
私:(イライラ度120%)
そうです! 住所あってますよ!
ここは、阿倍野区文の里2丁目ですよ!!
本当にもう!!!
3:あなたは、誰ですか? 何で、僕はここにいるんでしょうか?
私:えっ!
(心の声)
もう何なのよこれ、訳わかんないし、適当に言って追い返そう。
ズルしたって誰も分かんないし。
3:ズルはいけません。
私:えっ?
3:今、ズルしようと思いましたね。
私:何なの、あなた!
私の事も、何でここに居るのかも分からないのに、
何でこれだけ分かるのよ。
変でしょ!!!!
3:変なんでしょうか?
でも、ズルはいけません。
私:分かったわよ。もう、ズルするなんて思わないわよ。
3:ズルはいけません。
(咳き込む)
ゴホ
ゴホ
私:しつこいわね、ズルしないって言ってるでしょ!!
3:ゴホ
ゴホ
私:風邪ひいてるの?
3:ズルは、、、ゴホ、ゴホ、
私:ちょっと大丈夫?
3:あの〜、実は僕
身体が弱いので。。。今日はこれで。。。
私:何も話してないけれど、そういう理由じゃ仕方ないし。
分かったわ、じゃ明日ね。
3:明日は、来れるかどうか分かりません。
体調が悪いと4−5日寝込みますから。
ゴホ、ゴホ
私:えええええええええー
何なのよ、一体、どうなってるのよ!!!
朝ーーー
私:夢だったんだ。
何なのよ。一体。。。。。。。どんどん役に立たない意志が表れて
これって、もしかすると。
私は何かに気づいたのでしょうか?
その詳細は、次回の
”覚悟って”に続きます。
最後まで読んで頂いて、どうも有難う御座います。
次回のnoteで、お待ちしています。
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