見出し画像

北海道の「食卓の記憶」をたどってみよう。まずはおにぎりから

結婚して1年がたつ。夫は北海道の函館出身で、1年ぶりに義実家に帰省したら、お義母さんが集めているローカル誌「peeps」を見せてくれた。これがとても丁寧にテーマに基づいて調べ抜いて書かれた感じで、読み物としてとても面白かった。

表紙も、目を引く洗練されたレイアウトだと感じた。
特に気になったのは「食卓の記憶」特集。内容は、昔からの北海道の食文化のこと、現在の漁の事情など。私が興味深かったのは食文化の一つで紹介されていた「醤油おにぎり」
本州だと、塩でおにぎりをにぎるのが当たり前だと思っていたが、北海道では(函館その近辺なのかは不明)塩の代わりに醤油を使う人もいるそう
手に醤油をつけてにぎり、海苔にも醤油を浸して巻く。だから、そのページの写真には、茶色いおにぎりが並んでいた。それでさらに鮭とか筋子とか具も入っているようだった。この号を読んだあと、醤油おにぎりのことを夫に話すと「子供のころ、遠足に醤油おにぎりを持ってきてた子がいて羨ましかった」とのこと。どんな味だろうかと私も気になったので、作ってみようと思う。一年に一度しか函館に帰省をしないので、滞在の短い期間にこのローカル誌とお義母さんから少しずつ北海道の食文化を知りたい。
いつか私が子を持ったら、私も楽しみながら懐かしい味になる美味しい思い出をたくさん作ってあげたいなと思う。

「peeps」は、函館 蔦屋書店で毎月10日に配布されるが、人気なので3日でなくなってしまうそう。この場所は広くて天井も高く開放的な空間。さまざまな椅子があって、自分の好きな場所が見つけて思い思いに過ごせる感じがとても気にいった。

函館 蔦屋書店 おすすめ

また時々、函館のことを書いてみたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?