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メビウスの輪の缶詰。 (展開図_22)

”なにも閉じ込めない” 缶詰は可能か?

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撮影した写真をphotoshopで加工するみたいに。 常識的なモノを写真におさめて、ちょっかいを出して、もう一度現実世界に戻したら、超常識的な現実な?という、ナンセンスの練習。(毎週金曜夜更新)

以前、鮭缶をつくって、切りました。

それから、《宇宙の罐詰》(赤瀬川原平)もつくって、切りました。

鮭缶は鮭を閉じ込めていて、《宇宙の缶詰》は私たちのいる宇宙が全部を閉じ込めている。缶の内側と外側を閉じ込められる缶詰があって…

…じゃぁ、”なにも閉じ込めない” 缶詰は?

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どこにも”内側”がない、メビウスの缶詰。

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メビウスの輪は、1周切ると、大きな輪になるのはよく知られたことだけど、同じ輪に2箇所から切り込みを入れると、2つの絡まった輪になる。

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小さな輪の中の鮭が、大きな輪にしっかりと捕らえられた。

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”なにも閉じ込めない”はずだったのに、やっぱり閉じ込められる。やっぱりこれも「缶詰」だった。鮭缶の惨事。

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展開図です。

ペーパークラフトでつくっています。

今回は、あまりにも単純な展開図です…

メビウス缶-frame

A4プリントで実物大。180°ひねって組み立ててください。

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※ これまでにつくったものは、こちらのマガジンにまとめています。


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ぷらいまり。
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