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自分の情熱を形にする。物語にクリームとホイップチョコを添えて。

ジンバブエにいる。はっきり言って途上国ジンバブエの飯は、不味い。バラエティもない。それが途上国だ。支配されていた国も、フィッシュ&チップスの国イギリス。

自炊は好きだけど、どこか満たされない。外食も好きな私。

今週、このジンバブエの地で、それはそれは素晴らしいカフェに出逢った。

Tony's coffee shop
その名の通り、トニーさんによるコーヒー屋さんである。美しい山の中にある。

軽井沢ってこんな感じ?高い高い樹々がそびえ立つ。

紫陽花やジニアが咲き誇る軒先。左側には、ピンク色のビーズの豚さんモビールが揺れている。

私が座った席の壁には、「JOY(喜び)」

メニューブックは店内あちこちにあるソファーと同じ柄が使われている。

メニューは、トニーさんの手書き。これ端から端まで、全てドリンクメニュー。上に乗っているのが、本日のケーキ。

スプーンやポットは全て銀製。ピカピカに磨かれた、王様モチーフや兵士のモチーフなどが可愛い。

私はカフェラテを頼んで、おかわりもポットで一緒に出てきた。

ケーキは、「見せて」って言ったら、厨房に入れてくれて全て冷蔵庫を開けて見せてくれた5,6種類の中から選んだ。
Mandarin and Chocolate Mousse filled Gateau
マンダリンとチョコレートムースのガトー。
中にオレンジが入っていて、周りは硬目のチョコでコーティングされてる。濃厚なチョコレートはオーストリア風らしい。美味しい。本当に美味しいチョコレートケーキ。

宿として滞在もできるみたいで、片腕がないらしい猫ちゃんがずっと寝ていた。

ギャラリースペースも、とにかくラブリーで。素晴らしいの一言。

絵とソファーの組み合わせ!これがまた絵になる。

仕事机は、最高に眺めのいい場所で。
ご機嫌で仕事する工夫だなー。

トニーさんの人生とレシピ集がある。クリームとホイップチョコレートの物語。旅で出会ったことやこれまでの人生が描かれてるのだとか。5000円ぐらいしてたので買うのはためらってしまった。それだったらまた来ることにしようと思った。

トニーさんのインスタグラム。聾学校の募金集めのオークションの時は、トニーさんの美しいホールケーキは5万円ぐらいで落札されたとも聞いた。

このお店は、私の人生に置ける創造性を表現したもので、他の人と分かちあう方法。それは私、トニーロビンソンである。

そう、このお店は、トニーさんの情熱そのものなのである。
箇所箇所に愛が溢れている!本人もラブリーなおっちゃんなのである。

なんて言ったらいいかわからないんだけど、

1.トニーさんのコーヒーショップは、世界一のカフェかもしれないってこと。
2.情熱を形にすると、こんなにも人を幸せにするんだっていうこと。
3.私もカフェやってみたいなーって思ったってこと
4.このお店があるような、「美しい場所に住む」っていうこと、そのために自分の仕事を作ること。っていうのもありなのかもしれない。

感動して、半日寝かせて、noteに書いた。
オカンを連れて行ってあげたいな。

Lovelyの真髄だ

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