【まとめ】ミスター・ビーストって何者?|クリエイターファイルvol.3
このnote”クリエイターファイル"ではMrBeastの生い立ち・バズったきっかけ・経歴・魅力など細かくまとめています。
■ クリエイターファイル
TO NINEがお届けするクリエイターエコノミーに関するPodcast「Creator Chips」でご紹介したクリエイターたちをまとめています。
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(目次)
▼ MrBeastの基本情報
名前:MrBeast(読み方:ミスター・ビースト)
本名はジミー・ドナルドソン生年月日:1998年5月7日
出身:アメリカ合衆国 ノースカロライナ州 グリーンビル
身長:189.2 cm
学歴:グリーンビルクリスチャンスクール
イーストカロライナ大学(中退)SNSアカウント
▼ MrBeastの生い立ちは?
①YouTuberとしてのキャリアスタート
13歳にしてYouTuberデビュー
2012年2月、13歳の時に初めてYouTubeに動画をアップロード。
当時は撮影用のカメラやiPhoneさえも持っていなかったため、ノートパソコンで動画を撮影して投稿していた。
当初の投稿内容は、マインドクラフトやCall of Dutyのゲーム実況など。「Worst Intros(最悪のオープニング)」シリーズで登録者数のばす
他YouTuberらの動画のオープニングをバカにしてからかうというシリーズ。2015~2016年にかけてこのシリーズにより人気を獲得し、登録者数は約3万人までのぼった。2週間で大学中退、YouTube活動に専念
2016年にイーストカロライナ大学に入学するも、YouTube活動に専念するためわずか2週間で中退。母親はこれを認めず、彼を実家から追い出した。
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②収益No.1のYouTuberになるまで
「Junklord YouTube」で注目集め、収益を慈善活動に
Junklordとは「くず・無駄」という意味。具体的には、1から10万までを44時間かけ自力で数えたり、ハンドスピナーを24時間連続で回し続けたり、生き埋めになって50時間過ごしたり、100万個のレゴで家を建てたり…などためになるものではなく、ふざけた無駄なコンテンツだ。
2017年11月には登録者数が100万人を突破する。人気シリーズ「Last to take hand」
MrBeast本人だけでなく、彼の友人を巻き込み最後まで残れば賞品をもらえるというコンテンツをシリーズ化した。実際にはランボルギーニから最後まで手を離さなかった人がゲットできるチャレンジ、円の中に最後まで残った人が100万円もらえるチャレンジなど。スポンサーを獲得し大規模なコンテンツを創造
MrBeastはスポンサー費用を獲得するも、自身の懐に収めるのではなく、寄付やさらに規模の大きな番組の制作に投資した。
イカゲームの再現動画はゲーム企業からの協力も得て、350万ドル(約4億円)を費やしたという。23歳で最も稼ぐYouTuberに
2022年1月、フォーブスが年収ランキングを発表。MrBeastは23歳で年収5400万ドル(約62億円)を稼ぎ、ユーチューバーとしては史上最高額を記録した。また、累計再生回数は100億回に到達した。
▼ MrBeastの魅力
①YouTuber兼慈善活動家
植樹プロジェクト「TeamTrees」
森林破壊への抗議として2,000万本の木を植える慈善活動を実施。2019年10月にチャンネル登録者2,000万人到達記念からはじまったこのプロジェクトは、2020年までに2000万ドル(約21.4億円)集めた。
彼の活動に共感したさまざまな著名人らが協力している。
海洋ごみ除去プロジェクト「TeamSeas」
2019年10月にMrBeastとMark Roberによりスタートした募金プロジェクト。集まった資金は海洋ごみ除去活動に充てられる。2021 年末までに 3000 万ドルを調達し、3000 万ポンド (1400万kg) の海洋ごみを除去した。
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②YouTubeアルゴリズムをハック
緻密に計算した動画・サムネイル・投稿頻度
元々YouTubeでは再生回数で点数がつけられていたが、総再生時間が重要視されるようになった。(つまり5分の動画が10回再生されるのと、10分の動画が5回されるので稼げる点数は同等)このことからMrBeastは、視聴者飽きられない適切な動画作りをし、長い動画を作る際も動画のテンポを意識し、カットなどの編集技術を用いて工夫を凝らしている。
また、動画の内容が伝わりやすいサムネイルや、配信動画にカニバリゼーションが起こらないよう週2〜3回配信にして、過去動画の視聴数も伸びるよう戦略的に間隔をあけている。
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③YouTube以外のビジネス展開
ファストフードチェーン「MrBeast Burger」をオープン
デリバリーのみの販売で全米300店舗一斉にオープン。現在は1600店舗以上展開している。地元のノースカロライナ州店の初日イベントでは、無料でハンバーガーを提供するキャンペーンを開催。更には、現金やiPadなどを長列を作って並ぶ客にプレゼントした。今後は海外進出も計画している。アプリ「Finger on the App」のリリース
MSCHFとコラボして開発したゲームアプリ。人気動画シリーズ「Last to take hand」のように、アプリに表示される画面を長く触り続けた人が最大2万ドル(約215万円)をもらえるというゲーム。ゲームがスタートした瞬間には100万人以上が同時アクセスした。
お菓子ブランド「Feastables」の設立
チャリーとチョコレートの工場の世界観を再現しており、チョコレートバーのパッケージの後ろにあるQRコードを読み込むと豪華懸賞が当たるという仕組み。
クローン病という難病の炎症性腸疾患を患っている彼の意向もあり、展開商品はグルテンフリーで作られている。
まとめ
今回は世界で最も稼ぐYouTubeクリエイターであるMrBeastを紹介しました。
慈善活動家としても名高い彼。そこが世界中からの信頼へと繋がっているのかもしれません。これからの活躍にもますます期待です。
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