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【エッセイ】すごい人になりたかった話


凡人は嫌だと、漠然と思っていた。
かくいう私は凡人なのだけれども。


いつの日か急にスーパースターになっちゃったりしてっていう妄想を何千回としたことか。



自分には才能がある、と思ったことは正直ある。
暗記がめちゃめちゃ得意。
カメラアイ(?)ではないけれど、すぐに覚えられる。
国語の暗唱とか大の得意分野だった。

… そのくらい。 (笑)



抜きん出た才能は、どこからどう見てもないなあと思う。



なぜか分からないけど、自分は凄いものを持っているという確信が常にあって、でもそれが何なのかもわからなければ、証明するすべも持ち合わせていない。



そういうことを考えるのは、成功したいとか周囲の人たちに認められたいっていう気持ちが、なんとなくあるからだと思う。



でも最近は、そういうのいらないなあと思い始めた。

世間は常に結果を求めてくるし、いつの世も肩書きだけで人を判断する人はいる。

けれどそれに応える必要ってないんじゃないか?肩書きで判断してくる人は放っておけばいいんじゃないか?と思うようになった。



成功っていうのは、ランク付けできるものだと思うし、人生の成功者というのは現実に存在している。



けど幸せはまた別だなと思う。

誰にも認められなくても、自分で自分を認められて、自分で自分を正しく愛することができれば、心は満たされるんじゃないか。

それなら幸せになるために成功する必要はないんじゃないか。と思う。



成功したいという気持ちが全くないわけじゃない。

でも成功を求めて苦しくなって、自暴自棄になったり心を病んでしまうのなら、少し休んで冷静に考えることも大切な気がする。




すごい人が幸せなわけじゃなくて、
どんな人でも幸せなときは幸せ。



だからすごい人になるんじゃなくて、私の持ってる良さを引き出して伸ばすことに専念しようと、最近は考えている。



その良さを誰かにいいねって言ってもらえたり、認めてもらえたら嬉しいなあ、くらいの気持ちで過ごすのが私にとってはベストな気がする。


努力を怠らない勉強熱心な人間でありたいとは思うけれども。



自分に特別な才能がないことを受け入れてから、ちょっとだけ心が軽くなったのは事実。
自分に対する負荷がなくなったからだと思います。




っていう、心境?考え方?の変化のお話でした。



詩はゆっくりぼちぼちやっていきます。
( ついにストックがなくなってしまった… 笑 )





最後まで読んでいただきまして、
ありがとうございました🔅!


それではまた 〜 👋🏻




画像 : ロゼ Instagramより
     ( @roses_are_rosie )


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