見出し画像

全然知らないところに引っ越してみたら

新しい生活が始まって2週間ほど。

今まで行ったこともない、地元から遥か遠くの町に住んでいる。
といっても飛行機では1時間で行けてしまうから、意外と遠くないのかも。



環境の変化はやっぱりすごい。
いろんなところで地域差を感じる。

今までの当たり前は、他の地域では当たり前じゃない。


例えば、エスカレーターの立つ位置。

関西では右に立つ。
本来は片側に立つのはよくないけど、ここは左に立っている。
左右を間違ってしまい歩く方の道を塞ぐ奴になってしまうので、気を付けないと。


それから、食パンの枚数問題。

いつも食べていた4枚切りがほとんど売ってない。
関西では厚切りが好まれるから当たり前のように4枚切りがあったけど、ここにはない。
(関西人全員がそうではないかもだけど)

近所のスーパーで初めて8枚切りを見たときは、これを2枚ずつ食べればいいのか!とも思ったけど、たぶん違う。

普通は8枚切りを家族で1枚ずつ食べるんですよね。


あとは初めて見たプロパンガス。

都市ガスの地域しか住んだことがなかったから、実物を見た時は衝撃だった。
これ爆発したら終わるな…?と思ったけど、心配すべき点はたぶんそこじゃない。
ガス代が都市ガスと比べて高額になるらしい。

これから寒くなるし、お風呂では毎日湯船に浸かりたい派だからどのぐらいのガス代になるのか不安。


そして、そこまで問題視してないけど、方言。
今のところイントネーションの違いしか感じないから、会社の人たちとも普通に会話ができている。

ただ、仕事で電話に出たりすると何言ってるかわからない時がたまにある。
そういう時は、めちゃくちゃよそ者風に標準語で「恐れ入ります、もう一度よろしいでしょうか?」と聞き返してみる。

そうすると、相手もわかってくれているのか、ゆっくり話してくれる。
ここにはせっかちな人はいないようだ。

会社の人からも「聞き慣れない言葉があったら聞き返してね」と言ってくれているので、本当に助かる。


それ以外は、至っていつも通りの暮らし。

地下鉄で通勤できるし、買い物も普通にできる。
車がなくても生活できるのがありがたい。

ただ、仕事で車の運転しなきゃいけないみたいなので、早いところ近くの教習所でペーパードライバー講習みたいなやつを受けておかないと…

隣接してる県には普通にみんな車で行くらしい。
高速なんて乗れないよ…(´;ω;`)


部屋の快適さについては、今までで最高かもしれない。
同じ条件(築年数、広さ、駅からの距離など)の部屋を前に住んでいたところで探したら、絶対同じ家賃では住めない。

そこは地方のいいところだなと思う。

気になるところがあるとすれば、家の真裏が竹林になっていて、玄関前によく葉っぱが落ちていることぐらいかな。
今まで見たことない虫がいたり、どんぐりが落ちていたりする。



今のところ、楽しく暮らせてる。
家族や友達と離れてしまったけど、違う環境で暮らしてみるのもいいもんだな。

ここで新しい交友関係が築けるかもしれないし、生き甲斐を見つけられるかもしれないし、もし何も変化がないとしても住み続けるかもしれないし、転勤で地元に戻るかもしれない。


人生は、何が起こるかわからないのである。


いろんな選択肢があるのはいいこと。
今は特に何も決めずに、好きなことをしながらゆっくり新しい場所に慣れていこうと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?