仕事を辞めて引っ越します
タイトルの通り、年内には今の仕事を辞めて引っ越そうと思う。
まだ何も決まってはいないけど、ここに書くことで実行に移せそうかなと思って記事に残すことにした。
まずは仕事。
今の職場は大手企業で、福利厚生もまあまあよくて、定年まで長く働き続けるにはいいなあと思って2年前に転職で入社した。
勉強もたくさんしたし、目標もできたし、仲良くできる同世代や若い世代もいて、つい最近まではずっと働きたいと思っていた。
でも先月、コロナに罹患したことによって絶対に受かりたかった昇進試験を受けられず、「また来年受けてね」とだけ言われて選考から落とされた。
思い出しただけで涙が出る悔しい出来事。
コロナは社内で蔓延していて、いい歳した管理職のおじさんが咳でみんなにウイルスを広めていたせいなのに。
普通に考えたら来年また受ければいい話だと思う。
こんなことだけで仕事を辞めてたら、仕事を続けられない人になってしまうとも思った。
そうは言っても怒りは抑えられないから、とりあえず母親に電話で連絡する機会があった時に一連の出来事を話した。
「そんな会社、もう辞めや。そのおじさんはあんたに謝ったん?せっかく試験勉強いっぱい頑張ってきたのに無駄にしてくるのおかしいやん。勉強ばっかり頑張る人生じゃなくていいと思うし、仕事も気楽に探せばいい。堅い職業はもう辞めて、とりあえずバイトでもしたら?転職して嫌になったら、また辞めたらええやん」
普段は私の仕事とか生活について何も口出ししない母親。
口出しもしないけど、味方もしてくれたことはなかった。
どうせ「お前が悪い」って言われるだろうなと思ってたところに、こんなことを言われて、はっとした。
私は何かに縛り付けられていたかのように勉強も仕事も頑張って、会社に認めてもらおうとしすぎていたんだなと気付いた。
業界的にも資格や社内試験に受かることが必要で、女性も当たり前のように昇進して、それが普通でそれでこそ社会人だと思い込んでいた。
母親は高校も行ってないし、長崎に住んでいたのにいきなり無職で大阪に移り住んだみたいだし、北新地のクラブで働いてたし、私の人生とは全く違う生き方をしている。
奨学金を借りて無理やり学校に通って、就職で金融機関に勤めていれば将来安泰って思ってた過去の自分をぶん殴りたい。
もっと肩の力を抜いて考えようと思った。
どこに住んでもいいし、どんな仕事をしてもいいし、無理に頑張る必要もない。
そういうわけで、次は住む場所も関西に限らず、いろんな地域の求人に応募してみて、決まったところに引っ越すつもり。
それから、引っ越しの話。
今の部屋はもう7年以上も住んでいる。
なぜこの部屋に引っ越してきたか。
どこに住んでるか聞かれて答えると、決まって「何でわざわざそんなところに住んでるの?」と返される。
特定されないように表現するの難しいけど、都心部に出やすくてビジネス街と住宅街が入り混じったような、でもなぜか歓楽街もすぐ近くにある街。
夜道を歩いていたら通りすがりの人にホテル行こうって言われたことがあるからやっぱりちょっと怖い街かもしれない。
それで、いつも「地域限定の転勤があるから、どこでも通勤できるように便利なところにした」と答えていた。
(前職でも現職でも共通)
誰にも話したことないけど、あと一つ別の理由がある。
引っ越しをしようか悩んでいた当時、付き合っていた彼氏が少し遠いところ(と言っても隣の県)に住んでいて、会うのに時間がかかる距離だったから会いやすいようにこの場所に引っ越すことにした…という今思えば頭狂ってると思われそうな理由。
結局、3年付き合って結婚することなく別れたんですけどね。
でもあの頃はここに引っ越してきて喜んでくれたし、この部屋でたくさんの時間を過ごしたし、当時はとても楽しかったと思う。
今その人はどこにいるかもわからないけど、今のところばったり会うとかもなく、別れてからも部屋を出るほどの理由がなかったからとりあえず引っ越さずに住み続けてる、という感じ。
まあ、何より周辺の利便性とか考えたらすごくいい部屋だからずっと住んでもいいなとは思っている。
それでも引っ越しを決めたのは、転職も絡めて環境を変えたいと思ったから。
何年か前に仕事で半年間だけ東京都内に住んでいたことがあるぐらいで、あとはずっと大阪にしか住んだことがない。
もし仕事が大阪で決まったとしても違う部屋に住むし、大阪以外で決まればそこに住む。
そんな感じで転職活動を楽しもうと思う。
最後に伝えたいことがあるとすれば、SNSで繋がりがある人に「〇〇においでよ!」「〇〇はいいところだよ!」と言われたりするけど、それを判断基準にはしないということ。
確かに会える友達が多い場所は楽しそうだと思う。
ただしそれを理由に引っ越すことはないとだけ言っておく。
繰り返すけど、仕事が決まったところに住むつもりなので、どこに行くかはまだお楽しみということでお願いします!
読んでいただきありがとうございます。
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