冬の植物園の歩き方 高知県立牧野植物園
高知県立牧野植物園
久しぶりに訪れたのは高知県立牧野植物園。
昨年の朝ドラ「らんまん」で主人公モデルとなった
日本の植物学者・牧野富太郎ゆかりの植物園です。
ここは、より自然に近い状態で植物を見ることができます。
高知県立牧野植物園は、家から車で約１時間半。
車の免許を取ったばかりの頃に、一人で訪れた記憶があります。
夫も仕事で訪れたことがあったらしいが、
家族で来るのは初めて。
私たちは散歩をするように植物園を回りました。
中に入って気がついた
植物園に入って気がついたが、今は冬だったので
あまり花は咲いていない。うん、色味が少ない。
でもいいんです。冬には冬の楽しみ方があるはず！
その日は気候もなんとなく暖かく、散歩にはちょうど良い。
花が少ない分、黄色から緑にかけてのグラデーションがよく映えます。
少し雨が降ってきました。
傘をさすほどではないので、そのまま行きましょう。
子どもたちは着ていたパーカーのフードを被って雨をしのいでいる様子。
見上げると枯れ枝が綺麗なシルエットになっていて
思わず写真を撮りました。
枝や根って面白い
思わず足が止まった植物。
この巻きついた枝！近所の山を散歩していても時々
こういった巻きついた枝を見かけるが、
植物って生き物みたいだなぁと感じる。
花が少ない分、枝や根に目がいって、植物の面白さを再確認しました。
ひとつ、お花を発見！ソシンロウバイ。
いくつもふくらんだ蕾はあったけれど、
本当にひとつだけ咲いていて、なんだかラッキーなものを見た気分！
ソシンロウバイに開いた花がひとつ。
温室に到着
目指して歩いていたのは温室！
入った瞬間に別世界・・・！
大きな葉を持つ迫力のある植物や、極彩色に咲く花々、湿度も合間って、まるでジャングルに来た気分！
子どもたちも「おぉ〜！」と歓声をあげ見上げます。
どど〜〜ん！
なんとまぁ大きな葉でしょう・・・
植物とは思えないような力強さを感じます。
この葉一枚、私より大きいのでは？と思ってしまうくらい。
足元には苔も。
実は私は苔が好き。苔を育ててもいるが、なかなか難しくてそれが楽しい！
奥にはウォーターガーデンが。
水の音も気持ち良いです。
新設・植物研究交流センターとは？
温室から出ると、植物研究交流センターなるとても立派な建物が！
こんなのあったかな？前に来た時は無かった気がする・・・
こちら2023年5月に新設された植物資源研究を行う施設らしい。
中がなんとも素敵なので紹介します！
めっちゃ気になる植物園のキッズラボ
この日は行われていなかったが、植物研究交流センター1階 キッズラボでは
様々な理系のワークショップが行われているそうで、
過去の内容を見てもかなり面白そうでした！
いつか参加したい！
【入浴剤手づくり体験】
数種類のドライハーブから好きな香りを選んで袋に詰めれば、自分だけの入浴剤が完成！
【植物から色を取り出してみよう！～色付き石鹸づくり～】
植物から色素を抽出し、手作りせっけんに色を付けます。
【絶滅危惧種ってなに？～バイオテクノロジーで絶滅危惧植物を増やしてみよう～】
絶滅危惧種や生物多様性などについて学びます
などなど、面白そうでしょ？
こんな空間、見ているだけでワクワクする。
大人もワクワク カフェやショップ
牧野ミュージアムショップ サクラ
牧野博士が描いた植物図がノートやファイルに商品化されたものや、画材スケッチセット、牧野植物園のオリジナルブレンドティー、書籍など、
様々なアイテムが揃っています。
年はじめだし、いろいろチャレンジしたい欲が高まっているので、今まであまり興味を持っていなかったものもまで輝いて見える・・・！
散財の予感！
子どもたちはここでアイスを購入し、外のベンチで食べました。ちょうど良いおやつタイム！いっぱい歩いたし、最高だね。
建物内のトイレもと〜っても綺麗でした。（これ重要ですよね！）
隣のレストラン C.L.GARDEN からはと〜っても良い香りが・・・
植物のパワーを体感
植物研究交流センターを出ると、出入り口へ歩いて戻ります。
途中、気になっていたコースへ寄り道。
立派な木の根っこが見れるらしい。
急な山道の坂を降りると立派な木に出会えました。
何年前からここにいるんだろう。
とても立体的な根。
私はアートを生業にしているが、アートは人間が作ったもの。
こんなの、人間には作れないもんなぁ、と感慨にふけりました。
植物の力ってすごい。そして美しい。
満喫、冬の植物園
さぁ、帰る頃にはこんなに気持ちの良い青空。
冬の植物園、花は少なくても楽しさ満載でした！
次は予定をしっかり見て、キッズ向けのワークショップもぜひ
参加してみたいな。
また来ます〜〜！！！
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