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【元 外見コンプが語る】コンプレックスを手放すまでにやったこと。過去の振り返り編 vol.2


私が外見コンプレックスを抱える
最大の引き金になった出来事。


それは父親の些細な一言でした。




こんにちは、はろあにです。


私が外見コンプレックスを手放す上で
重要なターニングポイントとなった
出来事についてお話ししています。



前回のお話・・・

外見コンプレックスに長年悩まされ
いよいよ嫌気がさした私は
そもそもなぜこんなにも
容姿に悩む自分になってしまったのか、
コンプレックスを抱えることになった原因は
何かを探し始めました。

記憶を辿る中で
これが全てのはじまり、と確信できる
1つの出来事を思い出します。


私がコンプレックスを抱える
きっかけになったのは
父の些細な一言でした。


当時私はおそらく小学生3年生くらい
だったかと思います。


家族でテレビを見ていた時
そこにはとある女性歌手が映っていました。
その人を見た父が

「やっぱり◯◯ちゃんって可愛いよなぁ」

とぽつり。

それを聞いた母が

「そうかなぁ?
◯ちゃん(私)の方が可愛いよね〜っ😊」


と言いました。




すると父が




「それはないだろ。」



これを聴いた私は何も言えませんでした。

そして、まだ小学生の私はその言葉を
それはそれは真っ直ぐに、素直に
受け取ってしまったんです。



「私は、この人より、可愛くないんだ。」



もう大人の私だったら
この言葉はどうにでも吹き飛ばせるでしょうが
当時はまだ小学生。

子供にとっては親の言うことが
子供の常識を作っているようなものですから
当時の私もその言葉を
そのまま受け取ることしかできませんでした。

もはや何の疑いもなく
「そうなんだ」と思っていたので
傷付いたとか、悲しかったとかは
瞬間的に感じていなかったと思います。


でも、この出来事を思い出した時
とてもショックを受けました。


あの時本当は、傷付いていたんです。

そして
傷ついた自覚がないまま大人になって
言われたことが思い込みになって
自分で自分に"こうでなければ"という
呪いをかけてしまっていました。



こうして私は
コンプレックスを抱えるきっかけを
見つけたと同時に、記憶の中で
小学生3年生の自分に出会いました。

これはおそらく
インナーチャイルドといわれるものです。


インナーチャイルドとは?

自分の心、内側に存在する「内なる子供」
とも言われます。
幼少期にネガティブな体験や傷つく体験をし
その傷が癒やされないまま大人になると
"生きづらさ"として仕事や恋愛、人間関係に
影響を及ぼすことがあるそうです。





私は記憶の中で
このインナーチャイルドと出会い
何とも思っていなかったあの言葉で
実は傷付いていたことを知りました。

そして
小学生3年生の頃の自分と対話するように
その時の感情と向き合いました。

当時の自分が
本当は何を思っていたか。
何を言いたかったか。



 本当は悲しかったんだ。

 可愛いって言ってほしかった。

 褒めてほしかった。

 今なら、お父さんが傷付けようとして
 言ったわけじゃないことは分かるけど
 小学生の自分には分からなかったね。

 だから本気にしちゃったんだよね。
 否定されたように感じちゃったんだよね。

 辛かったね、傷付いたよね。



最初は心の中で言っていましたが
気がついたら声に出てました。

 あの時あんなこと言われなければ
 今の私はもっと違ってたかもしれない!
 こんなに悩まなかったかもしれない!

という怒りも湧いてきました。

それも全部出しました。
それでもいいって受け入れました。


全てはお父さんのせい
というわけではないけど

 そんな簡単に否定しなくてもいいじゃん!

と、当時は言えなかった怒りもわがままも
全てぶちまけました。(お風呂に)


言いながらぼろぼろ泣きました。
大泣きしました。


そして言いながら
よくやく自分の本心に気付きました。


 あぁ、私はこんなに傷付いていたんだな。
 ショックだったんだな。
 ずっとこの悲しみを隠したまま
 認められようと、褒めてもらおうと
 必死になってたんだな。

 悲しかったね、辛かったね。
 今まで気づいてあげられなくて
 ごめんね。


私の中の小さな私をめいっぱい抱きしめる
そんな感覚でした。



すると

ひとしきり泣いてお風呂から出ると
あら不思議!

さっきまでの怒りや悲しみは
何だったのだろう?というくらい
スッキリと吹っ切れていました。

あれだけ数十年悩んでいたことが
「何をそんなに悩んでいたの?」と
不思議に思ってしまうくらいに
心底どうでもよくなっていました。
悩んでいたのが馬鹿馬鹿しい!
という具合に。

もしかしたら
私の中にいた小さな私が
ちゃんと見つけてもらえて
その時の悲しみも辛さも全部
受け止めてもらえたから
満足したのかもしれません。

私はこの時
インナーチャイルドという言葉を
全く知りませんでしたが
こんな感じで
インナーチャイルドを癒す作業を
1人でに行っていたようです。





ついでに次の瞬間には


 もういい!もうやめだ!
 見た目を気にするとか
 どう見られてるかを気にするとか疲れた!

 だいたい何で他人に
 あれこれ評価されなきゃならないの?

 私が可愛いかどうかは私が決める!

 他の人は関係ない!

 私は私のために可愛くなる!


という
めちゃくちゃ前向きな想いが出てきました。

この気持ちは
今現在の私の信念になっています。







というわけで以上が
私がコンプレックスのきっかけを自覚し
また、ほぼコンプ手放しに成功した方法です。

今回私が行ったことは
インナーチャイルドの癒し
です。(無自覚でしたが)

もっと詳しく専門的な内容も交えて知りたい
という方はぜひ

🔍インナーチャイルド
🔍インナーチャイルド 癒す

で調べてみてください。

私のように
あなたの長年苦しんでいる悩みを変える
大きなきっかけになるかもしれません!

もちろん外見コンプレックス以外にも
仕事や恋愛、人間関係で
何かしらのコンプレックスを抱えていたり
いつも同じ内容でつまずく、失敗する
という方も
インナーチャイルド=
幼少期のネガティブな経験が関係している
かもしれません。




拙い文章でしたが
ここまで読んでくだって
本当にありがとうございました。

私のこの経験が誰かの力になれば
この上なく嬉しいです。


ちなみにこの一件により
"ほぼ"手放しには成功してきますが
完全ではありません。

99.9%手放し成功するまでに
他にも色々な経験や学びを得ています。
そのことについても少しずつ
お伝えしていけたらいいなと思います。




この話を読んだあなたが
昨日よりもちょっとだけ
自分を好きになってもらえますように。


はろあに

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