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人から愛される人間だと思いたい

今回の経験で気づいたことがある

自分の本当にしたい。やりたい。すき。がわからない。ずっと人の顔色とご機嫌を伺って生きてきたからー

今回、わかった
わかって良かった

本当はしたくなかったんだね。いや語弊がある。なくても良かった。あっても良かったはイコールじゃない。

イヤではない。当たり前だ。好きなのだから


でも

「愛情表現のコミュニケーションじゃないならしたくなかった」


これだ。
これが一番しっくりくる。

悲しい
傷ついた

頭で
”あなたは悪くない”
”私が本心をわかっていなかったのが問題だ”
と言い訳している自分がいる。

よっぽど責めたくないらしい。
ということはよっぽど責めたいということだ。

責めちゃいけないと思っている自分がいる。
母にこうしてほしかったという願いを叶えてもらえなくて、悪いと思ってはいけないと思っているのと同じように。

責めちゃいけない。悪く思っちゃいけない。

なぜだろう。
嫌われるのが怖いからかな

あぁ違う。

好きだからだ
大好きだから傷つけたくないんだ

お母さんのことが好きだから、『子どもの頃、本当はこうしてほしかった。こうされて悲しかった。』と言ったら傷つけてしまう。

だから責めちゃダメだし、ヒドイ扱いされたなんて思っちゃいけないんだ。

そうか、だから彼のことも本当はすごく好きじゃないか。

振られてあまり悲しくなくて、悲しくない自分に、あれ、私おかしいのかなってそっちの方が気になって不安になっていたけど、ちゃんと好きじゃないか。

普通は振られたら悲しんで落ち込む
付き合いたいが一義じゃなくて、その人自身が好きが一義が普通
そんなすぐ好きになるなんて普通じゃない

私の中でいっぱいの”普通”がある

普通じゃないと私は愛されない。愛されなかった。
からだ

だから必死に普通を装って、普通の殻を被る。
大好きなお母さんに愛してほしかったから。関心持って欲しかったから。褒められたかったから。

普通はキライなのに。普通じゃないところを見つけると不安になる。そして、『どうして普通じゃないんだろう?どうしてこうなんだろう?』と自分を責め、一生懸命、普通になる。

彼を好きになったことで、ずっと隠れていた母への心のしこりを見つけられて良かった。

でも、それを見つけられてよかったから。いい経験だったから。成長できたから。と美談にしようとしてないか?なかったことにしようとしてないか?

自分の弱さ、至らなさ、失敗したこと
私はこういったことを認めずに、なかったことにしがちだ。
代わりにたくさんの成功事例をならべて、それを霞めさせる手法をとりがちだ。

今回も自分の傷ついた心を置き去りにして、母とのしこりに気づけてよかったよね。としようとした。

だけど私は本当はすごく傷ついたんだ。
一緒にいたのは短時間だったけど好きだったんだ。
心を通わせたくてしたけど、通ってないとわかって悲しかったんだ。

自分の浅はかさを責めたんだ
自分の心のわからなさに嫌気がさしたんだ
自分の大切な心や体、時間、お金、労力を差し出してなんとか好きになってもらおうとする自分がイヤなんだ

そんな自分とはもうおさらばしたい

そんなことしなくても人から受け入れられたい
いや、受け入れられると心の底から思えるようになりたい

何もしなくても、何もできなくても、
私は価値があると、
人から受け入れられる、愛される人間だと思いたい

いや、そんなこと思わなくても不安にならず心の赴くままに生きれたらいいな

今はまだこの悲しみをとっておこうと思う
無理になくすことなく、見ないフリするでもなく、悲しかった気持ちを大いに感じよう

それだけ好きだったのだから

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