【ラスメモ】初心者向けウォレットの使い方とGEEKの稼ぎ方まとめ【ディライズ ラストメモリーズ攻略】
この記事では初心者の方向けに、ラスメモのNFTなどのWeb3要素と、Play to Earn(P2E)の方法について解説します。
ラスメモはスマホやPCから通常のゲーム同様に無料で遊ぶことができますが、Web3ゲームとしても楽しむことができます。このゲームはWeb3の部分に触れなくても、ゲーム内での強さに直接影響はありません。
ただ知っておくと楽しみ方の幅がより広がるので、興味がないという方も一度は試してみることをおすすめします。
ウォレットについて
まずは事前にゲーム専用のウォレットを作成しておきましょう。ウォレットを作っておくと、ゲーム内で入手したNFTの管理や、プレイ中に入手したxGEEK(earn)を暗号資産に変換することができるようになります。
ウォレットはメニュー画面右側のアイコンから簡単に作成できます。グーグル、アップル、フェイスブック、ディスコードもしくはメールアドレスで認証を行い登録しましょう。
ウォレットの使い方
ウォレット
ウォレット内にあるドールや装備、ランドのNFT(青枠アイテム)を確認することができます。これらをゲーム内で使用するためには、次の「ストレージに移動」を行う必要があります。
ストレージに移動
ウォレットにあるNFTアイテムをゲーム内に移動させることで、実際にゲームの中で使用できるようになります。移動したいNFTを選択し、右下にある「ストレージに移動」ボタンから実行できます。
移動には暗号資産のPolygon(POL)を少量消費します。Polygonは暗号資産取引所で購入し、事前にゲーム用ウォレットに送っておく必要があります。
ストレージに移動したばかりのNFTには出庫制限があるため、14日経たないとウォレットに戻すことができないので注意が必要です。
ウォレットに移動
こちらは先ほどとは逆で、ゲーム内のNFTアイテムをウォレットに移動させることができます。ウォレットにあるNFTは、「NFT転送」を行うことでゲーム外に持ち出すことができます。主にNFTをゲーム外のマーケットプレイスで売却するときに行います。
GEEK変換
ゲーム内で得たxGEEK(earn)をGEEK(GEEKトークン)に変換することができます。方法は後ほど解説します。
NFT転送
ゲーム用ウォレットにあるNFTを、メタマスクなどの外部ウォレットに送ることができます。転送したいNFTを選択し、右下の「外部へ」ボタンをタップします。
NFT転送確認画面が表示されるので、転送したいウォレットのアドレスを入力しOKを選択してください。転送にも暗号資産のPolygon(POL)を少量消費します。
送金
ゲーム内で得たGEEKやその他のゲーム内にある暗号資産を、外部ウォレットに送金することで、ゲーム外に持ち出すことができます。
まず送金したい暗号資産を選択し出金額を入力します。外部ウォレットの送付先アドレスを入力し、送るボタンから実行できます。
送信先が送金したい暗号資産に対応していない場合は送金に失敗し、暗号資産が失われてしまう可能性があるため、事前によく確認してから行なってください。
ウォレットアドレス
ゲーム用ウォレットのアドレスはこちらから確認することができます。ゲーム内にNFTや暗号資産を送る場合は、こちらに表示されるQRコードまたは送付先アドレスを入力します。
NFTの移動に消費する暗号資産のPolygon(POL)もこちらに送金します。送信方法はそれぞれの取引所やウォレットによって若干異なりますので、事前に確認してから実行しましょう。
GEEKの種類
ラスメモのゲーム内で手に入る「GEEK」には、以下の4種類が存在しています。
xGEEK(有償)
xGEEK(lite)
xGEEK(earn)
GEEK
xGEEK(有償)
課金で手に入るゲーム内通貨、いわゆる課金石です。ゲーム内のショップから購入することができます。
xGEEK(lite)
xGEEK(有償)と同じく課金で手に入りますが、こちらは割引対象の商品を購入した場合に付与されます。
xGEEK(有償)と分けられている理由は、マーケットプレイスで自己売買を行うことで、本来の価値より安価にxGEEK(earn)を入手できてしまうことを防ぐためです。
xGEEK(earn)
ゲームをプレイすることで獲得できるxGEEKです。GEEK(GEEKトークン)と交換することができ、ゲーム外に持ち出して他の暗号資産と交換することで利益を得ることが可能です。
GEEK
ゲーム内で獲得したxGEEK(earn)を交換することで入手できるトークン(暗号資産)です。xGEEKの価値は常に一定で(100xGEEK=1$)、交換時は交換するxGEEK量に応じてその時のGEEKトークンの時価から算出されます。GEEKはゲーム用ウォレットで「GEEK変換」を行うか、エアドロップ(エアドロ)でも直接入手できます。
NFTドールとNFT装備(青枠アイテム)
NFTドールやNFT装備には、希少度に応じて「Earnレベル」と「BOX獲得残高」が設定されています。それぞれ後述するGEEKBOXを獲得するのに重要となる数値です。所有するNFTドールやNFT装備のearn情報は各詳細画面から確認することができます。
またNFTはゲーム内マーケットプレイスで売買できる他、ウォレットからゲーム外に持ち出して外部マーケットプレイスで販売することも可能です。
Earnレベル
ゲーム内に保有するNFTのうち、NFTドールの上位10体とNFT装備の上位30個までのEarnレベルの合計値が、プレイヤーのEarnレベルとなります。NFTをチームに編成していなくても、保有しているだけで効果を発揮します。
BOX獲得残高
ゲーム内に保有するNFTのBOX残高はすべて合算され反映されます。BOX残高はそれぞれのNFTに個別に設定されており、GEEKBOXがドロップするごとに、Earnレベルが反映されているNFTの残高からランダムに消費されていきます。
BOX残高がゼロになると、そのNFTのEarnレベルはプレイヤーのEarnレベルとして反映されなくなりますが、残高が残っているNFTを消費してチャージすることで、再度有効にすることができます。
xGEEK(earn)の入手方法
エアドロ以外でGEEKトークンを獲得するためには、xGEEK(earn)を手に入れる必要があります。xGEEK(earn)の入手方法は以下の通りです。
GEEKBOXのドロップ
NFT(青枠アイテム)を持っていると、ゲームプレイ中にGEEKBOXがドロップすることがあります。ドロップ対象のコンテンツはビルドモードと調査隊、そしてランドダンジョンです。
GEEKBOXには内容量の多い順に金・銀・銅(どう見ても紫・青・緑ですが)の3種類が存在し、金が最もレアリティが高く、ドロップしにくくなっています。
またGEEKBOXには、日単位でドロップするxGEEKの量に上限が設けられています。上限量は1日のうち6時間単位で4分割され、ゲーム内の日付が更新される4:00から25%ずつ補充されていきます。GEEKBOXの残高は、各コンテンツ画面から確認することができます。
【GEEKBOX獲得に必要なNFTの条件】
NFTにはEarnレベルが設定されており、これがGEEKBOXを獲得するための前提条件になります。
そのうえでGEEKBOXをドロップさせるためには、NFTのBOX獲得残高が1以上である必要があります。BOX残高はGEEKBOXを獲得できる回数を表した値です。これが0になっていると、NFTを持っていてもGEEKBOXはドロップしません。
マーケットプレイスでNFTを購入する際は、必ずBOX残高が残っているかを確認しましょう。
またGEEKBOXはEarnレベルが高いほどドロップしやすくなりますが、金や銀のドロップ率が上がるわけではないようです(数が多くドロップするので相対的に入手しやすくなりますが、その分BOX残高の消費も激しくなります)。
PvP(アリーナ)・GvG(ユニオンバトル)の報酬
ラスメモではNFTを持っていなくても、xGEEK(earn)を獲得できる機会があります。PvP(対人バトル)やユニオンに所属することで参加できるGvG(ギルドバトル)では、勝利報酬やランキング報酬として、一定数のxGEEK(earn)を手に入れることができます。
ゲームをしっかりプレイしていれば、誰にでも稼げるチャンスがあるのは魅力ですね。手持ちのドールを強化して、PvPやGvGがの開催中には積極的に参加してみてください。
刻印BOXのドロップ
刻印BOXはビルドモードと調査隊で、低確率でドロップします。刻印BOXのドロップにもNFTは必要ありませんが、開封には一定額のxGEEKが必要になります。
刻印BOXには「ドール刻印BOX」と「装備刻印BOX」の2種類が存在し、開封するとドールと装備のNFTがそれぞれ手に入ります。また刻印BOXには金と銀のレアリティがあり、金はより高レアリティのドールまたは装備が入手しやすくなっています。
高レアリティのドールや装備を獲得できれば、マーケットプレイス(マケプレ)で売却することで消費したxGEEK以上のxGEEK(earn)を得られる可能性があります。
この刻印BOXもGEEKBOXのドロップ率と同様に、1日のうち6時間単位で4分割され補充されていきますが、残数を確認する方法は今のところありません。
NFTの売却
NFTは刻印BOXから入手できる他、ゲーム内外のマーケットプレイスでも購入することができます。入手時の価格より高く売却できれば、その差額分の収益を得ることができます。
「ゲーム内のキャラクターやアイテムの売買がゲーム内外でできる」と考えてもらえれば分かりやすいと思います。
ランド収益
ランドNFTを持っていれば、ランドの運用報酬として、ステーキング収益とダンジョン収益を獲得できます。ランドNFTの入手方法は、現状Openseaなどのゲーム外マーケットプレイスでの二次流通のみです。
ステーキング収益は1日1回、ランドLvが高いほどより多く獲得できます。ダンジョン収益は他のプレイヤーが自分の保有するランドダンジョンをプレイした際に、ドロップしたxGEEK(earn)の一部、もしくは貴重なアイテムと交換できるランドコインを報酬として得ることができます。
GEEK(GEEKトークン)の入手方法
エアドロップ(エアドロ)
エアドロを受け取るためにはEarnレベル1以上のNFTもしくはSBTと、ADP(エアドロポイント)が必要になります。ADPを多く持っているほど、より多くのGEEKトークンを獲得することができます。
自身のADPは「ウォレット」から確認でき、保有量に応じたGEEKがエアドロ開始日(2024/09/27)から1年間、毎日配布されます。配布されるGEEKはログインして受け取る必要があるので、毎日忘れずにウォレットをチェックしましょう。
xGEEK(earn)をGEEKに変換
ゲームをプレイすることによって獲得したxGEEK(earn)から変換することで、GEEKトークンを入手できます。ウォレットの「GEEK変換」から実行することができます。
変換したいxGEEK(earn)の金額を入力し、右下の交換レート変換許容率を選択後確認をタップします。交換レートはその時のGEEKトークンの時価に合わせて一定時間ごとに更新され変化します。
また一定時間ごとにゲーム全体で出金上限額が設定されており、上限額を超えている場合は出金できなくなります。全体の出金可能残高は4:00、12:00、20:00に補充されます。
GEEKの換金方法について
xGEEK(earn)から変換したGEEKトークンは、ゲーム用ウォレットから外部の取引所に送り売却することで、USDT(米国ドルのステーブルコイン)に替えることができます。このUSDTを日本円に替えるためには、USDTを自身が口座を持っている国内取引所で扱っている仮想通貨に替え、さらにそれを国内取引所に送った後売却することで、日本円にすることができます。
現状GEEKトークンを取り扱っているのは、海外取引所のGate.ioとBitgetのみです。ただしGate.ioは現在日本国内向けのサービスを行なっていません。そのため日本に住んでいる人が変換したGEEKを日本円に換金するには、Bitgetと国内の暗号資産取引所の口座開設が必要になります。
Bitgetは海外取引所ですが日本語にも対応しており、国内取引所と同様簡単に開設できるので、まだ口座がないという方は以下のリンクより口座開設してみてください。
招待コード:S8EDDYJM
https://share.bitget.com/u/NYLMVRBC
GEEKから日本円への換金は、多少の手間が掛かるため面倒に感じるかもしれませんが、慣れれば誰でもできるようになりますので、ぜひチャレンジしてみましょう。
ゲームを楽しむだけなら、xGEEK(earn)をGEEKに変換する必要はない
xGEEK(earn)はGEEKトークンに変換しなくても、ゲーム内で他のxGEEK同様に使用することができます。「ラスメモでお金を稼ぎたい!」というわけでないなら、無理に変換せずゲーム内のガチャ等に使うのもアリです。
ちなみに自分は取引所も開設していますが、単純にゲームがおもしろいので、ほとんどゲーム内で軍資金として使ってしまっています。
これまでのブロックチェーンゲームは、Web3のプレイヤーがメインターゲットで稼ぐことに重点が置かれており、ゲーム性はお世辞にもおもしろいとは言えないものがほとんどでした。それがこれだけ作り込まれた、他のWeb2ゲームとも遜色ないクオリティで、しかも国産ゲームとして遊べるのは画期的なことだと思います。
国内でもこれまでに前例のない試みなので、まだまだ課題や改善点も多いですが、Web2ソシャゲとしても独自の魅力があるゲームなので、今後もサービスが長く続いてくれると嬉しいですね。
ラスメモにはユーザーのプレイスタイルに合わせてそれぞれの遊び方があると思うので、稼ぐことだけに執着しすぎず楽しくプレイしていきましょう。
また今回紹介した内容は、あくまで前提知識と操作方法の説明になるので、ゲーム内のエコノミー設計についてより詳しく知りたい方は、公式HPから確認できるホワイトペーパーをご一読ください。
それではまた!
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