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拠点づくり計画 〜ゲストハウスオーナーの先輩に会いにいく〜

記:いけだ
※本記事には全然碧梧桐が出てきません


徐々に拠点作りにいそしんでいます。

この前のGWは松山に行って、色んなところで「私は碧梧桐のゲストハウスを開くので移住します」と言いふらしてきてしまいました。自ら退路を断つ…ッ
そういえば前回のゲストハウスの記事で書いてなかったかもしれませんが、やはり碧梧桐宿をやるなら生まれである松山でしょ!ということで、松山で考えています。

前回の合宿で覚悟がキマって、色んなところで言いふらして、以前よりはやるぞやるぞ!となっていますが、相変わらずまだフワフワしています。
具体的なことがなんもわからん……!

ということで、数年前にゲストハウスを開業した「彦根ゲストハウス淡夢」さんに行って、開業にまつわるお話をたくさん聞いて参りました!
淡夢のオーナー・ちひろさんも合宿の卒業生で、オンラインで会話する機会があったため、後日思い切ってお話が聞きたい旨を連絡したのでした。

2泊3日、お昼はお宿のお手伝い、夜は開業するにあたり具体的な資料を見せていただきながら色々教えていただきました。

彦根ゲストハウス淡夢のちひろさん、大変お世話になりました……!!この場を借りて改めてお礼申し上げます。ありがとうございました!!


色々突っ込んで話をしたため全て書くことはできないので、書けそうなところを備忘録的に書いていきます。

①物件探し

これをやらないと始まらないが、これが一番大変なのである……
これはもう頑張るしかない とにかくやりたい地域の人と不動産屋さんと仲良くなる
………はやいとこ松山に引っ越さねばならないのでは?世の「全然知らん地域で開業したいと考えてる人」ってどうやって物件探ししてんだろう 住んだ方が早くないですか

また、物件について賃貸か購入か……ですが一旦賃貸で考えています。お金ないので………。愛媛県松山市でリノベOKで6部屋程度以上ある賃貸物件あったら教えてください〜〜!!(6部屋多いかな……)

②物件が見つかったら

用途地域チェック

そもそもいい物件があったとしても、店やっていい地域と店やっちゃダメな地域があるらしく、
というのが「用途地域」と言って、地域が「用途区分」に分かれています。

店やっちゃダメ地域を見ていくと、あ〜納得(城跡とか)と、ここダメなんだ!(住居専用地域)というところがありました。
インターネットでも用途地域は見ることができますが、やはりいい物件があったら役所に行って「ここの用途地域って……」と聞きにいくのがいいようです。

あと、物件の用途変更チェックも必要です。
宿泊施設部分が200平米以上だと、旅行業法に合わせて物件の用途を変更するために色々申請をしなければならないようです。
淡海さんには用途変更有りバージョン(彦根市はいかなる場合でも用途変更必須だった)を教えてもらったので、そちらを書き残します。

建築確認申請書をゲット

この物件いいかも!と思ったら、市役所の建築課さんに行って「建築確認」の資料があるかどうかを聞いてきます。
建物についての色々詳細が載っている図面です。
というのも前その物件を建てた人が、ここにこういう建築を建てたいです!という申請を市役所にしているはずで、あんまりにも建物が古くなければ役所にその申請書(「建築確認」の資料)が残っています。

この図面は色んな申請で使うので、絶対綺麗な状態で残っていてほしい……残っていないと1から作らなければならず、建築のけの字も知らない人は工務店さんに作成を頼まねばならず、お金が飛んでいくからです。

建築士さんに物件を見てもらう

ゲストハウスやるにあたって問題ない作りの建物なのか、工務店さんに頼んで建築士さんを呼び、プロに現地チェックを頼みます。
プロじゃないとわからんことがある………建築士さんとも仲良くならないといけませんねコレ

保健所に行く

保健所には、営業許可を取りに行きます。
アポとって保健所に到着。図面を持って、この物件でゲストハウスやりたいです〜と相談しに行きます。

因みにゲストハウスは、旅館業の中の「旅館・ホテル」「簡易宿所」「下宿」の3種類のうち、「簡易宿所」にあたります。簡易宿所はほかにホステルとかペンションとかです。
ちなみに民泊というのは「宿泊日数180日を超えたらダメ」な営業形態で、旅館業とは異なります。申請の仕方とかも全然違うそうです。

閑話休題でした。
OKだったら、簡易宿所やるなら申請のためにこの書類揃えてまた来てねと一覧を見せられます。
大体は建築確認書類なのですが、一部地域によって異なるみたいです。(ネットで検索すると出てきます)

教えていただいた滋賀県の彦根では景観地区がある関係で条例があり、条例守るよ!の証の書類も必要……ということで役所行って色々面倒な申請をしなければならないようです。

ある地域では、住民説明会が必須で、議事録を提出しなければならないとか。(旅館業法的には住民説明会は必須じゃないそうです。民泊は必須)


そういえば保健所OKのタイミングで物件契約の頃合いです。
実は引っ越しもしたことがない実家暮らし人なので、契約すら恐ろしいです。うまくできるといいな……

そんなこんなで保健所をクリアしつつ、次は消防です。

消防署に行く

建物が消防法的に大丈夫かの相談です。これも例の図面を持って行きます。後日訪問チェックがあります。

この間取りならココとココに消化器、火災報知器は〜と指示が貰えるようです。火災報知器設置はよっぽどそういう資格持ってないと自分で付けられないので、工務店さんと相談して消防設備士さんに取り付けてもらいます。(色んな職業あるんだな〜…)


…………って感じで、用途変更有りの場合は色々申請をしなければならないそうです。時間かかりそうだ!

つまり用途変更無し物件だったら、役所に用途地域確認と用途変更確認しに行くのと、保健所へ営業申請、だけになるのかな?
基本的には役所と保健所の言われた通りに動く感じですかね〜ドキドキ
まずはいい物件に出会うところからですね〜……😌

今できること

引き続き碧梧桐活動と、碧梧桐のゲストハウスやりたいことをわめいて、オモロやね〜と思ってくれる人を増やすことが一番ですね 地道な営業活動

そして、事業計画書と収支計画表を妄想でいいので作ること……これを作るだけで結構具現化できそう。
帰ってから早速収支計画表を軽く作ってみましたが、お、お金……💸 まあお金はいくらあっても足りないので、目標作ってキリつけよう……

とりあえず、妄想を文章にするところをやろうと思います。


彦根の思い出

彦根城が目の前だったのに全く行かなかったという旅程ですが、普通の旅行じゃあんまりやらないことをやってきました。

ここからは写真です。

彦根駅前、井伊直政の像。ひこにゃんの兜の元の人だ!
こちらがお世話になった彦根ゲストハウス淡夢さん
チェックインを済ませて早々、明日のイベントで使うという玉ねぎをボロ泣きしながら大量に切る
オーナーのちひろさんと一緒に晩御飯
1階の談話室
この机で色々教わりました
次の日の朝、琵琶湖————
のそばに、大量のゴミ!
“有志の琵琶湖清掃の方々のための炊き出しボランティアの手伝い”をしました!
オーナー・ちひろさんのご友人の方による豚丼
昨日の玉葱は全てここに入りました
50人ちょっとに行き渡った豚丼
ボランティア活動後、昼寝してから街を散策。
廃銭湯をそのまま使った古本&レコードのお店
(掲載許可出なかったのですが、銭湯内装がそのまま使われていてとても良かったです!)
近江チャンポン発祥の店
アッサリで美味しい!ペロリでした
シャッター街になってしまった街並み
NOWONという、立ち飲みバー兼服とか雑貨とかサボテンとか販売しているお店。
柿渋染職人さんに柿渋染について詳しくお話を伺ったりした
その日の夜も資料と共にゲストハウス開業教室。
大爆睡の末、朝9時に起きてビックリする(寝過ぎた)
朝はクリーニングの実践、宿泊した部屋をお掃除です。
すぐ近くにクラブハリエのお店があったのでお土産を購入
リーフパイ美味しかったです

充実した3日間でした!

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