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カクテルを作ってみた!:第5回カシスソーダ

カクテルを作ってみた!第5回のテーマは「カシスソーダ」です。居酒屋でよく出るメニューじゃん!と思われた方も多いかと思います。あけびは甘いものが苦手なのですが、激安の殿堂でルジェ・クレーム・ド・カシスが安かったので、思わず購入してしましました。

せっかく購入したので、一度挑戦してみたかったカシスソーダを今回は作ってみました。実を言うと、今回作るまでカシスソーダを飲んだことがありません。なぜって、お酒飲み始めたときにカシスオレンジを飲んで、とても甘かった印象しかないので・・・

カシスを飲む機会はほとんどなく、何の因果か、今回瓶を手にとってしまいました。ということで、カシスソーダを作ってみましょう。

カシスとは?

カシスはクロスグリと呼ばれる樹木のことで、黒色に近い濃い紫色をした身をつけます。アントシアニンビタミンCを多く含む果実です。

カシスの最大生産量を誇るのはポーランド。世界全体の半分以上の収穫量を誇っています。日本では青森県でほとんどが収穫されているのです。では、クロスグリの実がどのようにリキュールになるのでしょう。

クロスグリのリキュールをクレーム・ド・カシスといいます。通称はカシスですが、カシス自体は黒すぐりの木を指すのです。カシスは収穫後24時間以内に-30℃で保存され、スピリッツの中で粉砕。-5℃で5週間抽出されます。その後、濾過(ろか)して完成となります。

「クレーム・ド」はEU内の基準を上回ったリキュールにのみつけられる称号で、1リットルあたり250g以上の糖が必要です。しかし、カシスだけは基準が厳しく、400g以上必要となります。

厳しい基準をクリアしたクロスグリのリキュールが「クレーム・ド・カシス」と呼ばれるのです。

カシスソーダとは?

リキュールのカシスの飲み方といえばカシスオレンジが有名です。カシスの甘い味をオレンジが和らげ、アルコール度数も高くない飲みやすいカクテルになります。

続いて有名なのが、カシスソーダです。カシスソーダはカシスと炭酸水を混ぜ合わせただけの簡単なカクテルになります。炭酸で割ることで、甘みが抑えられ、爽やかな喉越しになるのです。

簡単なカクテルのように思いますが、爽やかな喉越しを作り出すのは至難の業と言われています。それはなぜかというとカシスは比重が重いお酒で、炭酸水と混ざりにくいからです。

無理に混ぜ合わせると炭酸が抜けてしまい、爽やかな喉越しが完成しません。

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写真のカシスソーダは炭酸のシュワシュワが出て、喉越しがよさそうですね。こちらは初挑戦で作った私のカシスソーダです。我ながら、うまく出来た!と思いました。

では、どうしたら良いのかということですが、私がよく見ているYoutubeのチャンネルに「プロのお酒塾」があります。まずはこちらの動画を見てください。(こちらの部分をクリック!URL:https://www.youtube.com/watch?v=M8k9wwIjhhY)

カシスソーダを作ってみた!

では、Youtubeも見たところで、マスターイエツネさんの言われる通りにカシスソーダを作ってみましょう。

◯カシスソーダの材料
 ・クレーム・ド・カシス 30ml
 ・炭酸水 適量(full up)
 ・レモン 8分の1カット

◯カシスソーダの作り方
1.グラスに氷を入れて冷やしておく。

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2.はじめにクレーム・ド・カシスを30mlグラスに注ぐ。

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※本当はバーメジャーを持って撮影をしたかったのですが、さすがに持ちながらシャッターを押すのは無理!ということですみません置いて撮影です。撮影スキル上げていきます。

ここで注意点!
通常バーメジャーからお酒を注ぐ際はそのまま入れることが多いのですが、今回は氷に当てないように注ぎます。

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バースプーンに沿って入れると、氷に当たらずに流すことができます。カシスを氷に当てると炭酸水と混ぜるときに混ざりにくいということと氷を溶かさないのが目的です。

3.炭酸水をグラスの3分の1程度注ぎ、ステアする。

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このときのステアで炭酸が抜けることは無視。とにかく、炭酸水とカシスを混ぜ合わせます。写真のようにカシスと炭酸水は比重の違いから分離状態。ここでしっかりと混ぜ合わせて、種となるカシスソーダを作ります。

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完全に混ざり合うと綺麗な紫色に大変身します。分離している時とは大違いですね。

4.炭酸水をさらに追加して、フルアップする。

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※このときに炭酸水を氷に当てないように入れましょう。氷に当たると炭酸が抜けてしまいます。これはカシスソーダだけではなく、その他の炭酸系の飲料で割る場合に必須の技法です。

5.全体を馴染ませつつも炭酸が抜けないようにステアする。

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完全に混ざると全体的に紫色になります。また、軽くステアしたことで、少し炭酸が抜けるところがありますが、かなりシュワシュワです。

6.レモンを絞って入れる。
今回はレモンを忘れていましましたので、単純にカシスソーダのみとなります。飲んでみたときにレモンあると美味しいと思ったのはいうまでもありません。皆さんが作るときには準備して置いてください。

まとめ

実際作ったカシスソーダを飲んでみました。カシスオレンジのような甘ったるさがなく、炭酸の爽快な喉越しが健在。また、アルコール度数が高くないため、ジュースのように飲めました。

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綺麗な紫色で、美味しく飲めました。カシスソーダに初挑戦でしたが、うまくできたと自画自賛。カシスが苦手と思っていたのが嘘のようでした。皆さんも是非、一度やってみてください。カシスソーダ本当に美味しかったです。

次回はレモンもちゃんと入れて完成させたいと思います。レモンの酸味とカシスの甘み、炭酸の爽やかさがどうマッチするのか楽しみです!

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お酒の記事作成だけでなく、塾講師をしておりますので、教育系や学習系の記事を得意としています。専門科目が社会科というのもあり、歴史系のライティングもしておりますので、記事依頼がありましたら是非、お声がけください。お待ちしております!

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