第6回カクテルを作ってみた!:◯◯トニック選手権?開催
◯◯トニック選手権とは?
◯◯トニック選手権はトニックウォーターを使ったカクテルで一番美味しい蒸留酒を決める選手権です。
命名は筆者ことあけびです。ということで、第6回のカクテルを作ってみた!は簡単に作れる◯◯トニックを一挙にご紹介していきます。カクテル作りにハマって数ヶ月。基本的な技や合わせ方はできるようになってきました。
ここで、カクテルの基本。トニックウォーターを使用したカクテルを作っていきます。今回ご紹介するのは7種類です。皆さんに合う、カクテル探しのご参照になれば幸いです。
1.まずは基本ジントニック
早速、ご紹介していきます。
1つ目はやはり、トニックといえばジントニックでしょ。ということでジントニックを作ってみました。以前にもご紹介しましたが、レシピはこちら。
ジントニックの作り方
◯◯トニックは全て同じように作っていきます。多少、蒸留酒によって分量の変化はありますが、作り方は以下をご参照くだされば、お家でも簡単にトニックウォーター割りができます。
ジントニックを飲んでみた。
やはりジントニックはトニックウォーターとよく合っています。ジンの強いアルコールの角をトニックウォーターでまろやかにすると同時にジンの香りが美味しさを高め、ライムの酸味がいい塩梅。非常に美味しい!
やはりトニックウォーターを使った王道の飲み方なので、美味しく飲むことができました。さすが、ジントニック。ただ、ジントニックは少し苦味が強いと感じる方もいるかと思います。
トニックウォーターの苦味を消し切れておらず、トニック自体の味が強いのがジントニックの特徴です。ここで好みが分かれる可能性があるかと思います。甘めの方が良いという方は次のカクテルを試すといいかもしれません。
2.甘さが際立つラムトニック
ジントニックは若干苦味が強くて、飲みにくいという方もいらっしゃると思います。また、ジン特有のアルコールの刺激感が苦手だという方もいらっしゃると思います。
ここで、甘めで苦味を抑えられるトニックカクテルがあるのです。それがラムトニック!ラムはサトウキビを原料に作られる蒸留酒で、お菓子作りなどにも使用されるお酒です。
ラムトニックを作ろう!
では、実際にラムトニックを作ってみましょう。
材料や分量はジントニックと同じですが、ジンのところをラムに変えるだけです。今回はHavana Clubを使用しました。
ラムトニックを飲んでみた。
ラムトニックはラム本来の甘さが引き立ち、トニックウォーターの苦味をかなり抑えられたカクテルです。女性が好みそうな味と当家の酒豪評論家の妻が言っておりました(笑)
ジントニックより飲みやすいのがラムトニックだと思います。ラムは飲み方次第ではアルコールの棘が高いカクテルにもなりますし、合わせ方では落ち着いた爽やかな甘いカクテルにもなるのです。
ジントニックは聞いたことがあるかと思いますが、ラムトニックは私の中でも美味しいカクテルの1つです。なぜ、流行らないのかと思うくらい美味しいです。是非、飲んでみてください!
3.独特の風味?テコニック
◯◯トニック選手権?とか言いながら別のカクテルの紹介?と思われた方いらっしゃると思いますが、続いてのトニックウォーターを使ったカクテルはテキーラトニックです。テキーラトニックは別名テコニックとも言います。
テコニックはテキーラ本来のアガベの風味が活かされているカクテルです。ただ、アガベの風味が独特なので、テキーラのあの風味がダメだという人にはテコニックも向かないところはあります。
ただ、テコニックはショットのみのイメージが強いテキーラの雰囲気を変えてくれるカクテルです。とても飲みやすく、トニックとテキーラがうまく調和している飲み物になります。
テコニック、実際に作ってみました。
材料についてはジントニックと同じですが、ラムトニック同様お酒をテキーラにするだけです。今回はCuervoのシルバーを使いました。
テキーラのシルバーはカクテル向きのテキーラになります。クセなどが少ないので、他の割材などを合わせやすいのが特徴です。
テコニックを飲んでみた。
テキーラショットの正しい飲み方でも使用されますが、ライムとの相性がとてもいいカクテルです。トニックで割っている分、アルコール度数も低いので、美味しく飲むことができます。
テコニックは甘すぎず、かといってトニックの苦味が強いわけでもないカクテルです。しかし、1つ気になるのはアガベ特有の風味。私ははじめテキーラの風味で酔っていました(泣)
慣れると美味しく飲めるカクテルになります。ショット飲みの後のコーラが美味しいように、炭酸との相性がいいのがテコニックです。実際、テキーラのカクテル、マルガリータをロングタイプで飲むときにはトニックウォーターで割るので、相性としてはかなりいいと思います。
4.トニックとライムの美味しさ際立つ!ウォッカトニック
世界四大蒸留酒の一角であるウォッカもトニックに合わせやすいカクテルになります。ただ、ウォッカはアルコール度数は強くとも風味が抑えられた蒸留酒になります。
トニックウォーターとライム本来の美味しさを味わうお酒になります。ウォッカはいい意味で無個性のお酒です。味わうというより、アルコール本来の美味しさを味わうことができる蒸留酒です。
よく、ウォッカをストレートで飲むときには喉で味わうといいといわれています。また、いろいろなものに合わせやすく、缶チューハイのほとんどはウォッカを使用しているのです。
では、早速作ってみました。
ウォッカトニックの材料はジントニックと同じで、ジンをウォッカに変えるだけ。パターンですね(笑)
トニックウォーター割りは簡単で、飲みやすい!
ウォッカトニックを飲んでみた。
ウォッカトニックは非常に飲みやすく、ジントニックよりもトニックの味やライムの酸味を感じやすいカクテルです。ただ、ジントニックやテコニックのような蒸留酒本来の味との掛け合わせにはならないカクテルになります。
ウォッカトニックは完全に合わせ方がうまくいくととても飲みやすいカクテルになります。しかし、どれかが尖った状態になるとバランスが崩れ、飲みにくいカクテルになるのです。
ある意味、ウォッカトニックはバーテンダーやカクテルを作る人の好みによりやすいカクテルになります。私は酸っぱいのは好きなので、ライムが気持ち多くなってしましました(笑)
5.意表をつく?トニックハイボール
ここまでの写真を見てきて思っている方もいると思いますが、どれも同じ透明なお酒じゃない?ホンマに作ってるの?と思われた方もいると思います。実際に作っていますが、味や香りまでは難しい・・・
ここで、色が違うトニックウォータのカクテルが登場です。それがウイスキーを使ったトニックハイボールです。ウイスキーの炭酸割りをハイボールと呼んで、高い人気が続いています。
トニックハイボールも意外ですが、美味しい飲み方になります。ウイスキー本来の香りを楽しみながらもアルコールとトニックの苦味が相乗して旨味へと昇華されます。
気になるトニックハイボール作ってみました。
材料はどれも同じかと思わせて、ウイスキーではライムではなく、レモンを使用。ウイスキーはレモンとの相性がいいので、こちらでアレンジです。
トニックハイボールを飲んでみた。
ハイボールで飲むのと違い、トニックウォータがウイスキーの強い風味を抑えて、ウイスキーにない甘みを広げてくれます。また、トニックの苦味も少ない飲み方です。
ハイボールでウイスキー感が強いのはと思われる方はトニックハイボールはおすすめのカクテルです。ウイスキー自体、私もはじめは苦手でした。このときにこの飲み方を知っていればと思うくらい飲みやすいです。
トニックハイボールはウイスキー×トニックのいいところを合わせた飲み方だと思います。ハイボールデビューで失敗した方は一度試してみるのもアリなカクテルです。
6.これまた意外?ブランデートニック
ウイスキーから始まったあけびのカクテル人生ですが、どうしても今まで手を出せなかった蒸留酒が一つ。ブランデーです。ブランデーは高いし、よく分からない。でしたが、意を決して購入してみました。
ブランデーの初飲み感想は置いておいて、おうちバーテンダーを目指すあけびは早速トニックとかけ合わせです。一応、Google先生にブランデ×トニックで検索するとカクテルとしてもあるようです。
ブランデートニックを作ってみた。
材料はトニックハイボールと同じです。合わせるものとしてレモンを使用しました。今回のブランデートニックで使用したブランデーはXOになります。水割りで飲むと非常に美味しかったです。カクテルも期待大。
ブランデートニックを飲んでみた。
ブランデー自体は芳醇な葡萄の香りが強い蒸留酒です。ブランデーの水割りはまろやかで飲みやすかったのですが、ブランデートニックは美味しいですが本来の風味は少なくなります。
ただ、ブランデーなので裏にあるワイン風味や飲んだ後に広がる芳醇な香りはとても美味しいです。酒豪評論家こと妻は「ストレートより飲みやすい。」と言っていました。
ちなみに妻の意見はアルコール度数ではなく、ブランデー本来の甘さが抑えられたからになります。妻は酒豪で、辛口が好きな酒好きです(笑)ブランデーの甘さが苦手な方はブランデートニックはおすすめになるのかなと思いました。
7.和とトニックの共演?焼酎トニック
炭酸割りで最近流行っているのが、焼酎です。焼酎もトニックウォーターで割ったカクテルにできるのではないかと思い、焼酎トニックを作ってみました。一応、下調べ。焼酎トニックはカクテルとしてあるみたいです。
物は試しなので、早速作っていきます。
焼酎トニックの材料はトニックハイボールと同じく、レモンを使用しました。また、焼酎は他の蒸留酒と違って、アルコール度数が低いので、45mlではなく、60mlで作ってみました。
焼酎トニックを飲んでみた。
焼酎トニックは焼酎を飲みやすくする手段としては美味しく飲めるものでした。かすかな焼酎の風味とトニックウォータの甘みと苦味、レモンの酸味が調和していました。
ただ、他の蒸留酒と違ってアルコール度数が低い分、トニックウォータの量が多くなるとお酒本来の旨味が薄れやすいところがあります。分量の調節が難しいカクテルです。
焼酎をメインに活動する当家の酒豪評論家こと妻は「普通の焼酎がうまい。焼酎の風味がなくなっている。」と言っていました。ただ、焼酎を得意としていない私にとっては飲みやすいカクテルでした。
焼酎好きな方は焼酎の分量を多くすると風味を残しながらもトニックウォーターとうまく馴染むかと思います。是非、一度飲んでみてはいかがでしょうか。居酒屋メニューにはないお酒を堪能できます。
◯◯トニック選手権をしてみて
トニックウォーターはドン・キホーテやスーパーで売っており、簡単に手に入ります。今回のトニックウォーターは近くのスーパーで100円を切る値段で売っていました。
いつもは炭酸で割っている蒸留酒をトニックウォーターで割ってみると新しい美味しさを発見できると思います。私の推しはラムトニックですが、どのトニック割りも美味しくいただけました。
一度皆さん、チャレンジしてみてください!
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