果たして、人間はAIに勝てるのか?

「AIの進歩のスピードは目覚ましく、このままではいずれ人間は勝てなくなる」などと言われている昨今ですが…

たとえば、Webライターの世界ではどうでしょう?

今のところはまだ人間の方が有利そうです。

けれど、「もしも、コンピューターが理想の文章執筆システムを手に入れたとしたら?」


将棋の世界でも、システムが未完成の間は人間の方が有利でした。

それが、どっこいどっこいの勝負をするようになり、今や「人間がコンピューターに勝つのは不可能」な領域まで達してしまいました。


実は、文章ってのは意外と単純なんですよ。

単純なのだけど、現在のコンピューターではまだ人間がスラスラと読めておもしろい文章を書くことはできない。

でも、その仕組みを解明するのも時間の問題でしょう。

やがて必ず文章力において、人間はコンピューターに勝てない日がやって来ます。それも遠くない未来に。


特に目新しい発想のないありきたりな文章は、誰が書いても同じ。すると、量産型のライターはどんどん単価が下がっていき、執筆の収入だけでは暮らしていけなくなる。

現在のWebライターの世界でも、既にそのような現象が起こりつつあります。

ましてや、執筆を人間の代わりにAIが行うようになったとしたら。

「そんなの無理だろう」

「まだまだ先の時代の話に決まっている」

「そんな理想論よりも、目の前の生活の方が大事なんだよ!」

ほとんどの人たちは、そう考えているのでは?


ほんとうにそうでしょうか?

「AIには書けない人間ならではの文章」を今の内から目指しておかなければ、ある日突然全てのライターが駆逐されてしまうかもしれませんよ。


では、「コンピューターには決して書けない人間ならではの文章」とは?

なかなか難しい問題です。

ヘイヨーさんも、それを模索しながら今日も生きています。

何十時間も何百時間も考えても、まだ答えは出ません。

おぼろげながらに理想の文章のしっぽをつかんだかと思ったら、単なる陰に過ぎなかった。

そんなことの繰り返し。


理想論を語らせてもらえば、「AIに書けない人間臭いオリジナリティにあふれた文章」とでもなるのでしょう。

では、具体的に人間臭い文章とは何?

それすら、コンピューターに書かれてしまったら、次はどうするの?


ひとつだけ言えることがあります。

それは「対コンピューター戦略」を練って日々精進し続ければ、並の人には負けないくらいの能力が身につくということです。

質・量ともに、高いレベルで文章が書けるようになるでしょう。


今のところはそのくらいですかね?

もしも、ほんとうに「AIが人間以上の文章を量産する日」が来たとしたら…

そりゃ、両手を上げて降参ですよ。



noteの世界で輝いている才能ある人たちや一生懸命努力している人たちに再分配します。