太陽を紫に塗ってなぜ悪い?
みんなが同じ攻略法に従って文章を書いてたら、みんな同じような文章になるに決まっている。
みんなが同じ技法に従って絵を描いてたら、みんなが同じような絵になるに決まっている。
どれも似たり寄ったり。
そのやり方からは、人知を超えた才能は生まれない。
「日本の教育は、画一的で良くないよね。子供はもっと自由にのびのびと育てないと!」
そう言ってる人が、一方で太陽は黄色やオレンジに塗らせたがる。
それっておかしくない?
太陽がピンクや紫でもいいじゃない?
結局、「髪の毛の色やスカートの長さの基準を決め」「自由にアクセサリをつけて登校することを禁じている」人たちと何も変わりはしないじゃない。
これからの時代に必要なのは飛び抜けた発想。
それも、常識を遥かに超えたレベルでの!
「そんなことやったら駄目だから」「それはルール違反だから」
そう言われているようなことを平然とやってるような人こそ褒めるべき。
「よくぞやってくれた!」「お前こそが新時代の担い手だ!」と。
「もっと全然人とは違うものを描いてきてよ」
そう言ってる編集者が、一方では細かい技法やルールを厳格に守らせようとする。
飛び抜けた発想力を阻害しているのは、実は自分自身だとも知らずに。
そんなじゃない!
世界を変えるような作品や発想は、そんなチンタラやってるような場所からは生まれてはこない。
細かいことはいいじゃない。まずは大胆に描こうよ。描かせようよ。
太陽を紫に塗るような子を認め、褒めるような世界にしよう。
noteの世界で輝いている才能ある人たちや一生懸命努力している人たちに再分配します。