見出し画像

新造人間キャシャーン(おすすめアニメ)

はい。今週のおすすめアニメの時間です。今回は一転して、かなり古い時代の作品になります。

その名も「新造人間キャシャーン」


作られたのが1973年なので、もう50年近く前のアニメになりますね。

たった1つの命を捨てて、生まれ変わった不死身の身体からだ
鉄の悪魔を叩いて砕く
キャシャーンがやらねば、誰がやる

この超有名なオープニング時のナレーション!


え?名前と見た目がダサいって?

「キャシャーンって何?変な名前wwww白いスーツにヘルメットってwかっこ悪いwwwwwww」
…と思った、そこのあなた!

正解!

でも、これがおもしろいんですよ~


実は、日本のアニメって、1970年代の作品がムチャクチャおもしろいんです!

日本の歴史を変えたといわれる「宇宙戦艦ヤマト」もこの時代だし。「機動戦士ガンダム」も、ギリギリで70年代。

で、「新造人間キャシャーン」は、ヤマトやガンダムよりも前に作られた作品なんですけど、負けず劣らず濃い内容になってます。


基本的なストーリーとしては…

ブライキング・ボス(通称:ブラキン)率いる「アンドロ軍団」ってのが反乱を起こして、地球を制圧しようとするわけです。

アンドロ軍団ってのは、ロボットの軍団なんですね。人間にこき使われるのが嫌になって、反抗するんです。

それに対して、自らの命を捨てて「新造人間」になった東鉄也あずまてつやが、アンドロ軍団に戦いを挑むわけです。

新造人間ってのは、半分ロボットみたいなモノなんですけど、心は人間のままなんです。なので、よくイジメらレるんですよ。人間たちから。

「お前、アンドロ軍団の仲間だろう!」みたいに。

この辺の葛藤が、たまらないんですね~


基本シリアスなストーリーなんですけど、アンドロ軍団の動きとか演技がコミカルで、笑えるシーンもたくさんあります。

なので、シリアスとギャグのバランスが取れていて、かなり見やすい作りになっています。

作られた時期は古いんですけど、魂を震わせるようなシナリオがバンバン出てくるし、いろいろと考えさせられるコトも多いので、現代のアニメよりも心に響くのではないかと。


ちなみに「新造人間キャシャーン」を元に作られた「CASSHERN」っていう映画もありまして。

全くの別物になってるんですけど。これはこれでかなりおもしろいので、機会があれば、また紹介したいと思います。

この記事が参加している募集

#アニメ感想文

12,197件

noteの世界で輝いている才能ある人たちや一生懸命努力している人たちに再分配します。