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サティさんはかわりもの

ヘイヨーさんが、近所の図書館で「なんか、おもしろい本ないかな~?」と物色してた時のコトです。

1冊の絵本が目に止まりました。

それが、こちら。「サティさんはかわりもの」

この本、目についた時に購入しておけばよかったんですけど、気づいたら値上がりしちゃったんですよね~

以前は新品でもっと安かったんですけど、今や中古しかなくて、しかも4000円以上します!

ま、しょうがないです。


で、どういう内容かというと…

エリック・サティっていう作曲家をご存じですかね?

こういう曲を作曲した人なんですけど。

この人、実は超ブッ飛んだ性格の人なんですw


凄く健康に気を使っていて、白い食べ物しか口にしないとか(たとえば「パンの白い部分」「ゆで卵の白身だけ」「白身魚」「ヨーグルト」など)

評論家に悪口を書かれて、路上で決闘を申し込んだり(杖 vs 傘で対決)

恋人とケンカして、窓から彼女を投げ捨てたり。

その後、極端な人間嫌いになって、決して自宅に人を入れようとしなくなったり。

何よりも音楽ですよ。サティさんの作る曲って、音楽の基本にのっとってないんです。基本を全然勉強せずに作曲家になったものだから。

ところが、ある日突然「このままじゃいけない!」って、音楽の学校に通い始めるんですね。そこで徹底的に基礎から学んで、あらためて曲を作るんですけど…
「こんなの平凡過ぎてツマンナイ」って文句言われちゃうっていうw

あとは、芸術家のピカソと組んで、一緒に演劇をやったりするんですよ。それも、意味不明なデタラメ劇を(ちなみに、脚本を書いてたのがジャン・コクトー)

ま、そんなコトがいろいろ書いてあるおもしろい本なので、再販されてまた安く売り出されたら購入しようかな~と思ってます。

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