オンラインサロンを3年運営したメリットと注意点まとめ
メインのfor youというオンラインサロンを運営初めて3年が過ぎた。
その他に今まで全部で5つのオンラインサロンの運営側で携わり、現在も3つのオンラインサロンを運営している。価格帯1000円〜1万円。
入ってきた有料のオンラインサロンは30近くにもなった。
for youのメンバーさんもオンラインサロンを始めた人もいてアドバイスもしている。5000円の価格でやる人もいれば、価格帯を複数用意する人もいるし、2万円の価格帯でやっている人もいる。オンラインサロンは無料でやってマネタイズを別の方法で考える人もいる。価格帯はみんなが悩むところではあるけど、業種や顧客、競合によっては変わるので一概に言えないので、上記のようにバラける。
ということでオンラインサロンについては日本国内ではそこそこ詳しい方だと思うので、オンラインサロンの運営方法についてシェアしたいと思います。
シェアしようと思ったのはコロナ以降、運営しているYouTubeでオンラインサロンの問い合わせが増えていて知りたい人が多いのではないか?
と思ったのと
オンラインサロンの運営について語っている人がインフルエンサーの人が多く、ぼくたちのような無名の一般の人がやるには参考にならないこともあるので、一般の人がオンラインサロンをやるという観点でリアルな体験をシェアしようと思ったから。
もしあなたがインフルエンサーなら他の人のを参考にした方が良いのでこの先は読まなくても良いかと思います。そうでない方には参考になると思うのでぜひ読み進めてくださいね。
オンラインサロンのメリット
オンラインサロンをやって良かったことは全部で5つ
メリット1. 安定収入
みんなが考えるようにオンラインサロンは月額会費のビジネスモデルなので毎月会社のお給料のように固定収入が入ってくる。
メンバーの数が多くなれば、毎月集客の不安なく収入が得られるのはオンラインサロンのメリット。
メリット2. オンラインサロン内で経済がまわる
メンバーが増えてくるとオンラインサロン内で経済がまわるようになるのもメリットだ。
例えば、ぼくの場合は動画の編集をお願いしようと思った時にサロン内のメンバーに仕事を発注できるし、サロンの事務まわりのことや秘書もオンラインサロンのメンバーにお仕事をお願いしている。
メンバーさんとコラボして仕事をすることもあれば、講座の依頼をいただくこともある。
オンラインサロン内で経済がまわるメリットは3つある。
1つはコミュニケーションのストレスがないこと。サロン内で普段からやりとりしているのでどんな人かわかっているのでこの点はありがたい。
2つめは仕事ぶりも普段から知っているのでお互いの認識のズレが生じる可能性が限りなく少ない。
3つめは顔の見える人にお金をまわせる。クラウドソーシングで見ず知らずの人にお金を払うより、顔の見える身近な人にお金を払うのは気持ちも良い。地雷案件を踏むこともない。
メリット3. 居場所になる
事業主は基本的に孤独。
個別コンサルではなくオンラインサロンのメリットは横の繋がりができること。人を本当の意味で変えるのはノウハウでもなく環境。
・〇〇さんがいるからがんばれる
・WEBのことや事業のことを話せる仲間がいる
そんな居場所があることは事業主にとっては大事なことだ。
メリット4. 多様性のメリット
オンラインサロンにはいろんな人が入ってくる。
サロンの形態にもよるが、業種、地域、年齢、属性は様々だ。
多様性があることによって自分の価値観がアップデートされて自分の事業に活きてくる。人は人によって磨かれていく。
メリット5. 暮らしのペースメーカー
ぼくにとってオンラインサロンはもはや暮らしのペースメーカーだ。
サロン内では毎朝6時からオンライン朝活して7時からオンラインエクササイズをして1日が始まる。
毎日、毎月、タスクに追われて終わらないように、緊急じゃないけど重要な「センターピン」を定めて活動もしている。
毎月月初は事務Dayを定めて、たまりがちな経費精算や事務作業をまとめてやるようにしている。確定申告はこれでみんな涼しい顔で迎えることができる...はず(笑)
オンラインサロン運営の注意点
ここまではオンラインサロンのメリットばかり伝えてきたけど、やるうえでの注意点やデメリットについてみんなが知りたいところだと思うのでまとめてみた。
注意点1. お金目的ならNG
オンラインサロンをお金「だけ」の目的なら辞めた方がいい。
このことはインフルエンサーも言っているけど、ぼくも完全同意。
オンラインサロンの運営はそんなに甘くないし、お金だけでみたらコスパは良くない。
稼ぐだけなら高単価のサービスを作って販売したり、法人対象にサービスを展開した方が良いと思う。
オンラインサロンは「想い」がないと続かないし、お金以外のメリットがたくさんある。
注意点2. マメさが必要
オンラインサロンはある程度のマメさが必要。
例えばサロンの安定という意味ではみんなが悩む新規集客よりも「解約率を下げる」方が大事だけど、解約率を下げるにはこまめなフォローが有効。
このマメさにはいろんな種類がある。
・人に対するマメさ
・コンテンツを提供し続けるマメさ
・サロン運営を改善していくマメさ
これらを日々対応していくことがマメさの定義だ。
とは言え全部自分でやる必要もなく、運営事務局などを設けてフォローしていく方法もある。
注意点3. 変化しないと退化する
オンラインサロンは変化しないと退化していく。
変化がないと入ってる人からすると価値が下がるので退会が増えていく。
常にアップデートが必要なのがオンラインサロンだ。
注意点4. 変化に合わない人は退会する
とは言え変化をしていくことで離れていく人もいる。
これはスタートアップの会社が成長に合わせて入ってくる人、辞めていく人がいるのと似ている。
ここはしょうがないが、オーナーがどういう方向性に向かっていくか?とちゃんと自分で考えてつつ、サロン内で示すことは大切だ。
注意点5. オンラインサロン内営業
ぼくのところではまだ声は上がってきていないが、オンラインサロンで営業をかけて迷惑をかける人は多い。
「オンラインサロンあるある」なのでこれから運営する人は注意しておいた方が良いポイントだ。
オンラインサロン入会時の案内や利用規約などへの明記など必ず対応をしておこう。
オンラインサロン運営したまとめ
最後は注意点がたくさん並んだが個人的にはオンラインサロンの運営はとても楽しい。
サービスを提供しているのはぼくだが、メンバーさんからいただいてるコトは多いし、売上以外のコト含めてオンラインサロンなしの暮らしは考えられない。
なのでこのnoteがオンラインサロンをやりたい人に参考になれば幸いです。
冒頭に述べたようにサロンの価格や方向性は人によって良い悪いは変わるので困ったことがあればこちらで相談してください。
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