見出し画像

最遅本命発表~阪神JF編~

今回は、普段の「最遅本命発表」とは少し違ったスタンスで、素のT田として文章を綴らせて頂きたいと思います。

と言いますのも、ツイートさせて頂いた通り今回はこれまで最遅本命発表をお楽しみくださった皆様へ一つの大事なご報告をさせて頂きたいのです。

平時の最遅本命発表につきましては、一つのストーリーを書き上げるつもりで執筆をさせて頂いておりましたが、今回は素直に自分の言葉でノンフィクションの想いを語らせて頂きます。それが、今日まで最遅本命発表を楽しんでくださった皆様への私なりの誠意だと思いました。


つきましては、大事なご報告をさせて頂く前に少しだけ個人的な想いを綴らせて頂ければと。

「最遅本命発表」

我ながら、センスのないネーミングですし、素晴らしい競馬予想記事を投稿していらっしゃる皆様に比べれば、あまりにも浅学な私です。
確か初めは、150文字ではツイートしきれないくだらないことを書ければいいや、という単なる思い付きで書き始めたnoteでした。

競馬の知識も浅ければ、文才に自信がある訳でもない単なる素人の落書きのようなnoteです。

それでも、常に記事を投稿する度にあたたかな言葉を寄せてくださる皆様の存在がありました。

気付けば、今日までに投稿した「最遅本命発表」は合計で11本。

最遅本命発表~キーンランドC編~

最遅本命発表~新潟2歳S編~

最遅本命発表~新潟記念編~

最遅本命発表~紫苑S編~

最遅本命発表~セントライト記念編~

最遅本命発表~スプリンターズS編~

最遅本命発表~秋華賞編~

最遅本命発表~天皇賞(秋)編~

最遅本命発表~エリザベス女王杯編~

最遅本命発表~マイルCS編~

最遅本命発表~ジャパンカップ編~

回を重ねる毎に、特に秋のG1シーズンを迎えてからは頂く反響も大きくなり、自分自身本当に驚きを隠せぬほどでありました。

頂く言葉の全てが、本当に嬉しかった。

あまり湿っぽい話をするつもりはありませんが、ここ数年は家と会社の往復で仕事に疲れ果て、時には自分は何の為に毎日頑張っているのだろうかと、自分が生きている毎日に意義を見出せぬこともありました。

だからこそ、自分が綴った言葉を少なからず楽しみにしてくださる方々がいるという事実が純粋に嬉しかったのです。

自分の投稿した記事にイイネやRTをくださる方。あたたかなリプライをくださる方。有難きお言葉と共に引用ツイートをしてくださった方。たくさんの方がおりました。

誇張抜きで、全てに目を通させて頂きましたし、全てが本当に嬉しかった。

たかがnoteくらいで、と思われる方もいらっしゃる方もいるかもしれません。

それでも私にとっては、この「最遅本命発表」と共にある日々はモノクロだった毎日に初めてあたたかな色が塗られた時間だったように思います。
この場を借りて、これまで最遅本命発表に触れてくださった全ての皆様にお礼を申し上げたく思います。

そして、今回大事なご報告をさせて頂こうと決意したきっかけとなったのは、これまで競馬TL界を大いに賑わせてまいりました「非馬新聞」が年内で一つの区切りを迎えるというツイートでした。

あのツイートを目にした時に、自分の中でも今回のご報告をさせて頂こうかという思いが生まれ、今日まで悩んではいたのですが、決断を先延ばしにするのはこれまで最遅本命発表を楽しんでくださった皆様への不義理にあたると思い、決心を致しました。

同時に、理由はもう一つあります。

私事ではありますが、現在の職場において更なるステップアップを目指すきっかけを与えて頂き、そこに向けて本気で努力してみたいと思えるようになりました。
仕事に打ち込むことに対する意義を見失っていた時期もありましたが、両親が病気がちになったこともあり、もう自分も若い頃のようにふらふらとしてもいられないなと思い始めるようになりました。

そう思い始めてからは、今までは惰性でこなしていた仕事にも身が入り、仕事に全力で打ち込みながら生きる素晴らしさを恥ずかしながら、今になってようやく噛みしめております。
特に、自分の仕事でお客様から喜びの声を頂いた時には全ての努力が報われるような思いです。


しかし、ふとした時に気付いたのです。

こうして私を変えてくださったのは、今まで最遅本命発表を楽しんでくださった皆様なのではないかと。

人は、どんなに強がったとしても自分一人では生きていけません。

空虚に冷え切った毎日に温もりを灯してくれるのは、誰かに必要とされているという実感なのだと思います。

毎日を無為に過ごし、大した生きがいもなく過ごしていた私にとって、皆さまのあたたかな言葉は確かに生きる理由となっておりました。

大げさだと笑って頂いても構いません。
ですが、本当にそれぐらいに、最遅本命発表を今日まで書き続けるにあたり、皆さまの存在は本当に大きかったのです。


だからこそ、おこがましくも思うのです。
ここに綴る言葉に目を通してくださっている皆様の中にも、日々に辟易し全てを投げ出したくなってしまう瞬間があるかもしれません。

でも、忘れないでください。

必ず、あなたを必要としている方がどこかにいます。

だから未来に絶望せず、とにかく今を懸命に今を生きてみてください。

最遅本命発表を通して、私のような何の取り得もなかった人間が生きがいを得たように、きっと人生を変える瞬間がやってきてくれるはずですから。

ここまで長々と話してしまい、ごめんなさい。

時にはサプライズに満ち、時にはスピリチュアルの世界に足を踏み入れ、自分なりに最遅本命発表をこれまで盛り上げてまいりましたが、自分自身の言葉でここまで赤裸々に想いを綴ったのは初めてのことです。

これ以上話していると、感傷に浸って皆様にご報告をさせて頂くという決意がブレてしまいそうです。



だからこそ、いよいよ皆様へ大事なご報告をさせて頂きます。


深呼吸して、勇気を出してご報告致します。


これまで最遅本命発表をお楽しみくださった、全ての愛すべき皆様へ。



来たる、12月12日。

阪神競馬場にて行われる、阪神JF。

筆者の本命は、ダークペイジとさせて頂くことをここにご報告させて頂きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?