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文字を作る私の自己紹介

はじめまして、並行世界です。

ここ最近noteに自分の創作活動について書き初めました、並行世界(へいこうせかい)と言う者です。
何となく自己紹介もなく何者かも説明せず投稿していたので、今更ですが自己紹介したいと思います。
(2023/3/20更新)


並行世界はブランド名

私は「並行世界」と言う名前でオリジナルデザインの雑貨を作って販売している、幽果(ゆか)と言う者です。
並行世界、は私が作っている商品群のブランド名、イベント時などの出展名です。「並行世界さん」と呼んでくださる方が多いのですが、作家名は幽果なんです。本名の読み方に好きな漢字をあてはめました。
並行世界を名乗るようになって5年ほど経っているのですが、ここ1,2年でシックリ来ているな、と感じられるようになりました。

何故、「並行世界」なのか

ホラーっぽいモチーフのロゴを作る事が多く、それに則したものにしようと考えたのが名づけの由来です。
並行世界とは「パラレルワールド」の漢字表記なのですが、よく「平行世界」と間違えられることがあります。意味としては間違っていないのですが、大人気作家さんで同じ文字の方がいらっしゃったので「並行」の表記にしました。ぶっちゃけて言うと自分的にはどちらでも良いかな、と言うユルい認識でおります。
自分が今いるこの世界と交わることなく存在する世界があって、そこに迷い込んだ時に生じるであろう違和感と驚きとほんの少しの既視感。
作品を見た時に、そんな不思議な感覚になって頂きたい、そう思ってブランド名にしました。

活動の柱は"ホラー"と"推し"

文字のデザインを本格的にはじめた頃から活動の柱になっているのは、子供の頃から好きなホラー、オカルトと「推しが大好き」と言う気持ちです。
どちらか一本に絞った方がブランドとして良いのではないかと思った事もありますが、絞れないまま今に至っています。
以前は「大人になっても厨二病」と言うテーマも持っていました。
ところが「厨二だった大人が当時の気持ちを懐かしんで作った物」にしかならず、大人になっても厨二の感覚を持ち続けるのはとても難しい事だと分かりました。大人になっても厨二じゃなく、何歳になってもオタク以外の何者でもありませんでした。

並行世界のものづくり

推しがいる人へ

自分自身が推しに生かされているオタク(激重)なので、同じように推しがいる人が「こんなのあったら面白い」と思ってくださる物を作りたいなと思っています。
「こんなのあったら便利」ではありません、便利にはなりません。
推しのグッズは持っている事を前提とし、それを愛でる時、持ち歩く時にあったらより楽しめる物があったら楽しいんじゃないかな、と考えています。

アクリルスタンドやチケット、ブロマイド等入れる事を想定した
フラットポーチです。

ホラーを身に着けたい

幼い頃から大好きで身近にあった怪談、ホラーな文字を身につける物に落とし込んでグッズを作っています。
好きなブランドのロゴが入ったアパレルを身に付けたい、と思うのと同じで好きな物を連想させる文字が入ったデザインの物を持ちたいと思い作り続けています。
好きで作っていたホラーモチーフグッズがきっかけで大好きな怪談のイベントに物販で参加させて頂く、と言うご縁に繋がりました。

全面、禍々しい漢字で構成された湯呑み

言いたいけど言えない言葉

私が文字のデザインを初めて一番最初に作ったのが、「許さない」のキーホルダーとブローチです。
当時何がそんなに許せなかったのか分かりませんが、多分、その時に自分の中にあった感情から出てきたアイディアだと思われます。
それから「ねむたい」「悪夢でも見とけ」「悪意はあるっ!!」等々、思っていても口に出せない言葉をグッズにしてきました。

一番人気、「帰りたい」はリプライで頂いたリクエストから生まれました。

並行世界ではしないと決めている事

人を傷つける可能性のある物は作らない

文字を扱っている者として最低限のマナーだと思っているのが、表題の点です。
オタクは感情の昂りを生死で表現することがありますが、私は「生」の方だけを表現します。
「死」はどんなに美化しても悲しいものだという事に変わりありません。
愛犬や祖父母との別れを経て強く実感しました。
人間は十人十色で、何にどんな感情を抱くかは人それぞれで想像もできないので万人に対して配慮することは不可能だとは思いますが、直接的な表現を可能な限り避けるよう心がけています。

推し活はハッピーな地獄である

人を傷つけるような物は作らない、と同じように、推し活に使う事が想定されているグッズにはネガティヴなワードは使用しないようにしています。
例えば、「推しが尊すぎる」と言う事を表現する為に「寿命が延びる」と言うワードを使用してラバーバンドを作りました。
推しが好きすぎる、最高すぎる!と昂った感情を「生死」の「生」だけを用いて表現した具体例です。
推しが好きで応援する「推し活」は生活に潤いを与えてくれる素晴らしい物です。
しかし常に情緒不安定、虚無感などと隣り合わせの「ハッピーな地獄」であると、私は思っています。
だから私は、ポジティブなワードで皆さんの推し活に寄り添いたいと思うのです。

推しが好きと言う気持ちこそ尊い。

今後の活動予定

イベント出展

実際に作品を手に取ってご覧頂ける一番の機会はイベントです。
今後も年に5回くらいは各種イベントに出展出来ればと思っています。
ホームページやSNSで必ず事前に告知をしています。

委託販売

実店舗、オンライン販売共に委託販売をして頂いています。
憧れのお店から委託のお声をかけて頂けた時、「自分の創作活動はこれで良いのかもしれない」と思えた、一つのターニングポイントになったように思います。
委託先様はここにまとめて掲載しています。

通販

梱包、発送が追いつかずなかなか頻繁にはできませんが自宅から発送する通販も行っています。
今後も可能な限りショップオープンしようと思っています。
もっと多くの方にご利用頂きやすいよう、改善点も多い自家通販ですが、お客様に直接お届けできる貴重な機会です。
開催の前にはSNSでお知らせしています。

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