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創作

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#短編

「光」を書くときに考えたこと

習作を書くときに考えていたことシリーズ。2作目の「光」について。

まず、この書き出しについて。「告白」で何かを書くという課題が発表された直後くらいに、職場でこのセリフのようなやり取りがあった。言葉尻はもちろん違うが、絵の具と対比して照明は重ねるほど白くなるというやり取りは一緒。新人の子に教える先輩の言葉を聞いていた。これがすごくいいモチーフだから小説のネタになるなとその時は思って、とりあえず少し

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「オートファジー」を書くときに考えたこと

これからの創作の布石とするため、習作を書くときに何をどのように意図していたかをできる限り記録しておこうと思う。ということで、まずは1作目の「オートファジー」について。

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まず、「告白」か「運命」というタイトルで何かを書けという課題が出たときに、「告白」の方が書きにくそうだなと思い、それならば修行のためにそれを書こうと、「告白」を選んだ。

それで、何を書こうかと考えていたときに、頭の中にず

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