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読書記録Vol.87『どんなに弱くても人は自由に働ける』阪口ユウキ ・著

今回は
『どんなに弱くても人は自由に働ける』
(阪口ユウキさん著)
を紹介します。

この本は・・・
中身も良かったけれど
とにかくタイトルと
阪口さんの生き方が
素敵だなーーーと思う!

どんなに弱くても人は自由に働ける(阪口 裕樹)

◆心に残ったポイント

そういう「消費しながら生きることが当たり前だった」生活を享受していたからこそ、「死にたい」という、欲求が生まれたのかもしれない。もし本当に「何もしなければ死ぬ」ような状況に追い込まれたら、果たして自分はそのとき、「死にたい」と思うだろうか。だから僕は、精神的に自分を追い詰めるのではなく、物理的に自分を追い詰めることにした。
生きたい。 心の底からそう思った。生きたい。猛烈に生き延びたい。二度も命を投げ出そうとした自分が、こんなにも生に執着がある人間とは知らなかった。 うつで引きこもっていられたのは、自分を守ってくれる居場所や制度があったからと気がついた。それに甘えていたから「死にたい」などと安易に思ったのだ。これまで僕は、生きていることを当たり前に思っていた。

「何もしなければ死ぬ」
という物理的に極限の状態に
自分を追い込んだとき
生きていることは当たり前ではなく
「生きたい」と思ったという話が
とてもリアルで説得力があった。

消費しながら生きるのが当たり前で
守ってくれる場所や制度があって・・・

忘れがちというか
気づかずに過ごしがちで
悩むことができる自由に
どっぷりつかってしまう

それも悪くない
だけど
そういうことに
日々日々気づいて
享受して
進んでいきたい。

「俺はな、金なら死ぬほど稼いできた。豪遊もした、女も、いらんくらいに抱いてきた」 「だからこそわかった。仕事は金やない。仕事は充実感を感じるかどうかや」 「どんな仕事を選んでもええ。ただ、充実感のない仕事だけはしたらあかん。それだけは、金じゃ絶対に買えん」

仕事はお金じゃない。
ほんとに?

「やりがい搾取」とか
「充実感で飯が食えるか」とか
という言葉も聞くけれど

わたしは
仕事をもっと
昇華させたい
仕事から
お金以上のものを
受け取りたい

ある意味
めちゃくちゃ欲張り
なのかもしれない

◆こんな人におすすめ

・自分は弱いと思っている
・社会に不適合だと思っている
・会社が苦手

みほ

「ハナココロ」という
オンラインコミュニティで
読書会を開いています。

次回は10/31(日)の20:00~
もしも徳川家康が総理大臣になったら

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