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スイスで家が全く見つからない話

Hoi Zäme, ハイジです。

毎日最高だった日本生活からスイスに戻って来た訳ですが、現在私達は、夫ペーターの実家に居候させていただいています。

なぜなら、家がまったく見つからないから!泣

最近のスイスの不動産事情

まぁ薄々知ってはいたのですが、元々スイスは給与や生活水準が他の国に比べて高い為、周りのヨーロッパからスイスに移住を希望する人が多いんですね。
それに加えて、昨今のウクライナからの難民を受け入れていたりとすでに国全体の25%が外国人だったのに、もはや今何%なんでしょうね?っていう状況で、元々高い家賃がさらに高騰。
今まで日本でいうタワーマンションみたいな建築物はほとんどなかったのが、最近徐々に増え始めて、私としては、スイスらしい景観が損なわれているんじゃないかなぁと外国人ながらに感じています。

スイスで物件の探し方

まず不動産を所有している親戚、不動産会社に勤めている友人・知人がいると圧倒的に有利。
スイス社会では、様々な点でコネが活躍するらしいです。笑
一般的な人達は、HomegateやFlatfoxその他のホームページで物件を検索し、まずは連絡先に内見の予約を取ります。

内見は日本のようにすでに退去済みの家を、不動産屋さんと一緒に見学するのではなく、今現在住んでいる方の家に、そのまま不動産屋さん不在でお邪魔するんです。驚
そこで気になることがあれば質問をしたり、棚や引出しを開けて収納を確認したり、雑談等をして好印象を心掛けます。笑
日本のように早い者勝ちで物件を決めることはできず、内見後にオンラインや決められたルールで希望を提出。
その際、自分達の写真やなぜこの物件に住みたいか等の情熱的な手紙を添付し、全力で情に訴え掛けます。笑
後日メールで結果が来るのですが、もはや遠い昔の就活を思い出しますね。
内見日は同じ時間に同じ物件を10組は一斉に見に来ていますし、上記を最速でやってもダメだったりして、本当に効率が悪いです。
外国人ライバルも多く、スイス人の夫ペーターとしてはかなり不満があるようです。

日本人妻ハイジの希望

本当は、何平米以上とかバスタブとか冷凍庫のサイズとか山ほど言いたい希望はあるのですが、もうこだわってると一生決まらないと思うので、とりあえず大抵の希望を諦め、「自分のマンション室内に洗濯機があること」だけを希望しました。
そしてもはやその唯一の希望すら、今叶うのかも怪しい状況に泣きたいのですが、同時に一刻も早く義両親の家から出たい。涙
どんな義両親でも同じ屋根の下では、私の心の安らぎはやって来ないので。笑
早く新しい家が見つかりますように。

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