🌜【音読】赤い糸

読み手 石村碧

小指に結ばれた赤い糸を辿ったら、毛むくじゃらのおじさんに出会った。

「おじさんが運命の人かよ」ってげんなりしたら、相手も不服そうな顔をしていたので
殴ってやりたくなった。
よかったら、とおじさんがチョコをくれた。

寒い夜には、おじさんの毛むくじゃらが暖かいかもなって私は思った。

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