胡花

「思考をコトバにしないと潰されてしまう」 という思いで書き始める統一感のないコラム

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「思考をコトバにしないと潰されてしまう」 という思いで書き始める統一感のないコラム

最近の記事

留学先インドネシアにて年を越す

 2024年になった。新年一発目の脳内整理コラムはやっぱり正月のことだ。 31日から2日まで、現地の友達や留学生とStaycationとして隣町の街の忙しなさから離れることができる山の方に泊まった。考えてみると友達と年越しの瞬間を過ごしたといのは、記憶の限りでも一回あったかないか。多分、初めてだったと思う。  インドネシアで年を越して感じたこと、それは「花火と爆竹」「とうもろこし」「時差」である。    「花火と爆竹」これは本当に恐ろしいしやかましいし、でも意外と年を越した

    • クリスマスは固有名詞だが解釈は多様です

      Xmasがやってくる。 インドネシアにいる。国民の大半はイスラム教であるが故に街に出てもクリスマスの装飾や雰囲気は日本よりも薄い。昨日は友達とクリスマスパーティーとしてお洒落なレストランへ行った。そこではヒジャブを被る人もクリスマスプレゼントを渡し合う。日本では何も気にせずに装飾されたであろうクリスマスツリーも、キリスト教の間では勿論意味があるらしい。上の星は三位一体の...難しいことは理解できないが、とにかくあらゆるものの起源には意味があるということだ。時が経ち広く知られ

      • 猫に名前を授けるということ

        “猫に名前をつけるのはこの世で最も尊い行為” 花束みたいな恋をしたのセリフのひとつ。 “猫に名前をつけるのはこの世で最も愚かな行為” “The idea of naming a cat seemed foolish to him” どこのか分からないけどYahoo知恵袋でみたもの。 最近、ひとつの体験をした。 留学先の寮にある日、1匹の猫が住み着いてきたの。 夜だけ帰ってきて、昼は大学構内をウロウロする。 そしてある日突然その猫は二度と見かけることはなくなった。 猫

        • 生まれ落ちた時に与えられるもの

          生まれ落ちた時に与えられるもの それはたくさんある人もいれば 少ししかない人もいる そもそも、多いとか少ないとか そんなもの大きくなって 誰かと比べてみないとわからない ただ確実に与えられるだろうものがある "ナマエ" 生まれて顔を見てから授かる人もいれば 生まれる前に授かっている人もいる 安直だが素敵な授かり方で 5月生まれだからさつきとなる人 親から生まれた瞬間にこうなってほしいと 呪いをかけられる人 ナマエの授かり方は十人十色なのだ 生涯で親からもらうものはたくさんあ

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