NO MASTURBATION, NO LIFE.

俺は週に5回は自慰をしている。
今でこそこんな感じだが、ピーク時は1日に2、3回はおこなっていた。
それも基本的にはポルノを視聴して行うものだから1回に1時間かけるものとして1年で約800時間も快楽に費やしていたことになる。

俗に言う(プロになるまで1万時間かかる)という法則に従えば俺はオナニーのプロということだ。

今年になってこのままではダメだと思い、生活からなるべく自慰を排除しスキルアップにコミットしている。
しかしふとした瞬間こみ上げてくるものがある。
そうなるとアソコがムズムズし居ても立ってもいられなくなる。

自慰の時間である。

あと10分あと20分と気がついたら貴重な1時間を棒にふっていて
虚しさと後悔で人生がどうでもよくなる。

今まで染み付いたライフスタイルを変えるのは自分の意志ではどうにもならないのだ。

それでも40歳を超えて性欲が衰えてきたので回数自体は減った。
賢者モードがデフォルトとなった今「ああ俺はなんてもったいない人生の使い方をしたのだろう」と今さらモーレツに後悔する。

飲酒にしろ賭博にしろ人生において積み上がらない時間の使い方は確実にある。
もちろん、それで幸せなら一向に問題がないが、これからの時代においてスキルがないという生き方はあまりにもハードモードすぎるというのが俺の肌感覚だ。
そう、オナニーがコンテンツとして成り立つほどまだまだ開かれた社会ではないのだ。

NO MASTURBATION, NO LIFE.

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