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ミニマリストな写真家への憧憬

これまで何度か触れてきましたが、ボクは仕事を辞めて写真家を目指しています。

ということは、つまり当面はただの無職です。少なくとも現状は写真撮影で生計が立てられている訳ではありません。まぁ、無職であるというのも計画の範疇ではあるのですが、それでも収入が途絶えるというのは(頭では理解していたとしても)精神的にはかなりの焦りが生じます。

そこで、僅かでも収入につながればという気持ちから、メルカリで手元の不要なもの(これが結構たくさんある)を売ったりして、断捨離に励むようになりました。やがて、ボクの中のミニマリスト的性向が芽生えてきて(あるいは大きく育ち)、身の回りの品がなくなってスッキリしていくことに快感を覚えていくようになってきました。

こうなると、メルカリに出すとか出さないとかはすでに越えて、どうすればモノを減らせるかという別ゲームにルールが変わっていきます。モノが減るごとに、喜びに身を震わせるのです(ちょっと変態)。

ところが、こうして誕生した空きスペースに、恐るべき勢いで侵蝕していくカメラの道具たち。一旦はスッキリしたクローゼットや棚を片っ端からカメラのあれやこれやが埋め尽くしていく様は、永遠に終わらない労働を強いられる地獄の鬼を思い起こさせます。結局のところ、荷物は増えていたりして。。。

そんな(本来ミニマリストであるはずの)ボクにとって、カメラ1台とレンズ1つだけで全てが完結する写真家はまさに憧れの存在です。雑念を削ぎ落とし(たように見える)、まるでその道を極めた剣や空手の達人のごとく、いかなる場面でも1台のカメラだけで静かに風景を収めていく男。きっと手に持つカメラはライカでしょう(知らんけど)。

そんな妄想をいただきながら、今日もあれやこれやカメラの道具たちに悩まされつつ、明日の撮影プランを考えるのでした。

(おしまい)

インスタでも写真を紹介してます。
是非そちらも覗いてみてくださいね。

https://www.instagram.com/___hedon___/

それでは、アディオス!


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