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1107 秋の食欲と読書とイルミ

 朝から歯医者に行って、その後誘惑に負けてミスドを買ってしまった。最近ダイエットがまさに口から発されるだけの単語と化しており、食事制限も運動も筋トレも、何一つと無縁の生活を送ってしまっている。ミスドのお気に入りはポンデリングとハニーチュロ。他のどのドーナッツ屋さんよりもミスドが好きだ。アメリカ発のドーナッツ屋さんだって日本仕様にはアレンジしているのだろうが、ミスドが一番合うのは舌が日本人だからだろうか。

 ぶくぶくに太るなんておかまいなしに好きなだけ食べられたらいいのになと甘いことを考えながらも、でもナイスバディへの憧れも捨てきれないなと板挟み。

 引き続きインターンに出勤する日々が続いている。オフィスにいると独り言をつぶやく人って結構多いんだなと感じる。その独り言に反応すべきなのか、スルーしていいのか毎度迷う。うまく拾えないからという理由で「今自分のやるべきことに没頭してます」とパソコンとにらめっこする姿勢を大げさに見せてみる。そんな様子誰も見ていないし、気にしてもないのはわかっているんだけど。
 私以外の誰かが他の人の独り言に反応するということはよくある。それで広がる会話もあって、笑いが起こることもちらほら。
 独り言呟く人ってなんとなーく話しかけやすさが格段に上がるし、自分自身独り言言えるようになったら人と話すハードルが下がりそうだなと思う。

 インターンの後は友人とご飯へ。ちょうど一年前六本木のイルミネーションに行ったが、同じ場所を巡った。11月上旬のちょっと早めのイルミは綺麗だった。ここ最近歩き回ることが少なかったから15,000歩ほど踏んだ足は家に着く頃には疲弊していた。シャワーだけ浴びてベッドに飛び込んだ。

 ところで、今読んでいるMidnight Library。特別引き込まれる本でもなく、とりあえず早く読み終わりたいという気持ちでページをめくっている。洋書ってバカ高いからね、読まなきゃもったいない。

 今に絶望して後悔をやり直すべく色んな過去を生きてみる、という物語。もしもボックスで「もしも...」と言ったらそのもしもの世界に飛ばされる、あの流れと似ている。違いは「もしも」は自身の行動に対してのみ言及可、そしてもしもボックスは図書館という設定。
 カラフルとかアバウトタイムとか似ている物語がたくさんある。この物語はパラレルワールドに近く、アバウトタイムなんかはタイムスリップで、カラフルはいずれでもない気もするが。

 そんな既視感ありありな物語にも関わらず、22年の全英ベストセラーということは何かあるのだろう。そう思いながら読み進めているが、長ったらしいのが否めない。このボリューム感がいいのかもしれないけども。

 「生きることでしか学べない/学ぶためには生きなければならない」「後悔は必ずしも事実に基づいていない」とかエルム先生の言葉からは学ぶことが多い。

 はよ読み終わりたい。

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