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ゲーム『原神』が「アベンジャーズ」「鬼滅の刃」より人気かもしれない件

こんにちは。2020年に大手証券会社からドロップアウトして、エンタメスタートアップで働いている、ひでふくです。
今回は全世界で人気のゲーム『原神』に関する記事を書かせていきます。

ゲームをやらないビジネスマンの方には、豆知識として。
ゲームが大好きな方には、改めて。
ゲームってすごいんだなあと知っていただければと思います。

今全世界で最もホットなゲームの一つである
『原神(Genshin Impact)』はご存じでしょうか?

2020年9月にリリースされて以来、電車の中や、駅のホーム、もしくはYouTubeで広告を見たことがある方も多いかと思います。
このゲームまじで凄いので、今日はどれくらい凄いのか数字の面で簡単にお伝えします。


『原神』の概要

『原神』は、中国のゲーム会社、miHoYoによって開発および運営されるオンラインゲームである。 内容は基本プレイ無料スタイルのオープンワールド型アクションRPG。PC(Microsoft Windows)、スマートフォン(iOS / Android)、PlayStation 4、PlayStation 5、Nintendo Switchのマルチプラットフォーム展開を予定しており、このうちPC・スマートフォン・PS4版は2020年9月28日より全世界同時にサービス開始され、PS5版が2021年4月28日に配信開始された。 (Wikipediaより引用)

Wikipediaの通り、『原神』はスマホを持っている方なら誰でも遊べる無料のゲームです。
また、miHoYoという会社はめちゃくちゃ日本のアニメとゲームをリスペクトしてて、『原神』は日本のカルチャーが大好きなオタクたちが本気で創った最高のゲームコンテンツとなってます。
ゲームをプレイしてたら、絶対あの作品意識してるだろうみたいな愛が伝わってきます(笑)

クオリティとボリュームやばいのに基本プレイ無料

どれくらい『原神』が面白いかについて話出すと、1つの記事だけにはまず収まらないので、
今回は何が面白いのか、どう面白いのかという部分については割愛させていただきます。
なので、下の3つだけ原神について知ってもらえればいいかなと思います。
①ボリューム多い
②クオリティ高い
③無料でも十分遊べる
原神は課金系のゲームなのですが、課金をしなくても全然遊べます。
ただ、無料で遊ぶのが申し訳ないと思えてくるくらい圧倒的にクオリティが高く、無限にやりこめるゲームです。
一言でいうと神ゲーです。

本題:「鬼滅の刃」「アベンジャーズ」よりも世界中で人気ってマジ?

ここでようやく本題に入りますが、
「鬼滅の刃」「アベンジャーズ」よりも『原神』が世界中で本当に人気か?についてです。

結論、一部マジです。

何を比較して人気なのかというと、様々基準はあるかと思いますが、
分かりやすく比較するために、今回はお金で比較します。
国内だけでなく、世界全体での収入と費用を簡単に比較してみます。

まずは、劇場版「鬼滅の刃」無限列車編

リンクに記載の通り、全世界での興行収入(売上)は520億円ほど(2021年6月時点)です。

また、費用については公に公開されていませんがおよそ制作費20億円ほどと言われております。

この興行収入520億円という数字は日本の映画史上最高であり、製作費20億円についてもアニメ映画の中ではかなり高額な部類に入ります。

さすが、日本歴代1位という感じです。

※アニメ映画は興行収入が10億円を超えればヒット作という扱いになるくらいなので、アニメ映画で興行収入500億円がいかに化け物なのかが分かります。

次に、「アベンジャーズ2012年」「アベンジャーズエンドゲーム」

映画の予算と売上を知ることができる「Box Office Mojo」という海外のウェブサイトによると、
2012年上映の「アベンジャーズ」は全世界での興行収入15億2000万ドル、およそ1600億円。そして制作費は2億2000万ドル、およそ231億円でした。

また2019年上映の「アベンジャーズエンドゲーム」については全世界での興行収入28億ドル、およそ2940億円。そして制作費は3億5000億ドル、およそ367億円でした。

「アベンジャーズエンドゲーム」に関しては世界歴代興行収入第1位だっただけに、売上は日本歴代一位の「鬼滅の刃」の6倍近く、費用については10倍以上ありますね(笑)

『原神』の費用と売上について

2020年9月の発売前からけっこう『原神』は話題だったんですけど、
その話題の理由が、リリースまでのゲーム製作費用にありました。

その製作費用というのが、なんと110億円。

さらに驚くことはリリース後の売上です。
ななんと1か月後のゲーム内売上がスマホのみで225億円越え。
たった1か月で巨額の製作費用を回収してしまったのです。


そして今時のゲームは運営費用という形でゲームのバグ調整やアップデートなどに対してお金が年間を通してかかります。
『原神』の年間での運営コストはなんと220億円。

リリース後の売上についてはリリース当初と比較しても決して衰えることなく、
リリース後6か月で累計売上10億ドル、およそ1100億円を達成をしています。
しかもこれ、モバイル版だけなので、売上としては氷山の一角なんですね。PC版、PS4版などが含まれてないので、実際はもっと売上が高いという形になります。

2021年7月で『原神』はリリースで9か月になりますが、年間運営費220億円を費やしているだけに、ゲームは今もなお、どんどん面白くなっています。

数字の整理

さてここでそれぞれの数字を整理をします。
【劇場版「鬼滅の刃」無限列車編】
売上:520億円 月およそ60億円
費用:20億円

【アベンジャーズ(2012年)】
売上:1600億円 月およそ160億
費用:231億円

【アベンジャーズエンドゲーム】
売上:2940億円 月およそ290億
費用:367億円

【原神(スマホ版のみ)】
売上:月およそ200億円 年間2000億円以上(推定)
費用:110億円 + 年間220億円

映画はおよそ10か月ほどの上映期間になるので、それぞれの映画タイトルの1か月あたりの売上と『原神』の1か月の売上を比較すると「鬼滅の刃」「アベンジャーズ(2012年)」以上であることが分かります。
そして、「アベンジャーズエンドゲーム」については世界歴代1位ということで、さすがに劣る部分があるかもしれませんが、現時点では『原神』がリリース1年経っていないこと、スマホ版のみの売上ということで、どっちが人気なのか、正直まだ分かりません。
ただ、「鬼滅の刃」よりも圧倒的に『原神』が売上面、費用面でお金が動いていることは分かったかと思います。

まとめ

そもそも、ゲームと映画で人気を比較することはナンセンスだったかもしれませんが、作品の売上や費用を比較することで、なんとな『原神』そしてゲーム市場の大きさと凄さが分かったのではないかと思います。
『原神』がいかに人気かは売上が示すとおりで、人気の理由はゲームが面白いからに尽きます。
『原神』をプレイすることは、人気の映画を観ることよりも、
もしかしたら価値があるかもしれません。
ぜひこの機会に原神をスマホでインストールして、プレイしてみてください。


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