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わんぱく社会人

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最近の記事

とりあえずで生きている

塞ぎ込む毎日でそろそろ飽き飽きしてきた。 だからといって今これを書いてる現在は身を投げるほどではないし(日常生活で思案することは多々ある)、そう決意できるほど勇者でもない。 枕とにらめっこするのにも慣れた。自分の匂いがするのは案外落ち着く。一番酷いときと比べて太い髪の毛達がカバーに絡まってないことは幸いだ。 ぼんやりしながら頭に浮かぶことがある。一番苦しまず、迷惑をかけず死ねる方法は何だろうか。そして何万円あればその後の処理と家族に残していけるだろうかということ。 手

    • amazarashi

      ただただamazarashiについて書きたい。 amazarashiは秋田ひろむ率いるロックバンドである。彼らの音楽は私にとって微かな明かりのような存在だ。 この世には応援ソングといえる曲がいくつもある。それらは数多くの人の心を救い、奮い立たせてきただろう。私もへこたれたとき、落ち込んだとき、助けられた思い出がある。 私が思い描く応援ソングというのは歌詞がストレートなものだ。 「頑張ろうぜ!」「応援してるぜ!」「負けんなよ!」etc.. 時に臭いとも揶揄される。しかし

      • 趣味の義務化対策法

        GWは明け、新しい環境に慣れてくる頃だ。学校だと友達、会社だと同僚が増える。自然と雑談が始まり、人となりを知れるだろう。 人と触れ合うと、感化されることがあり、新しいことをやりたくなる。私はそうだ。やったことのない趣味を初めてみたくなる。ただ大概三日坊主だ。昔、ギターを始めたのに、続けていると段々楽しくなくなってきた。でもやらなきゃな、といらないタイミングで責任感が湧いてくる。なんと責任感の強い男だ。あれれ、ギター埃被ってません? 趣味が義務化するとろくなことがない。楽し

        • 原作 君たちはどう生きるか

          7月、宮崎駿監督の最新作が公開されたことは記憶に新しい。 『君たちはどう生きるか』 映画は公開当日に観た。その影響から原作となった著書に興味が湧いたのだ。 数年前に漫画化してメディアに取り上げられることが多かった本書だが、私はソフトカバーの小説版を購入。 今回は読んだ内容のひとつの章に焦点を当てて書いたメモ、それをコピペするだけである。 以下 ニュートンの林檎と粉ミルク 恥ずかしながらこの歳になるまで仕事というものをよく理解していなかった。 小さな頃から、特に給食の時

        とりあえずで生きている

          ぎゃあ-ジュラシックワールド 炎の王国-

          映画を見ただけの話。 「ジュラシックワールド 炎の王国」を見ました。 パニック映画の金字塔、ジュラシックパークの未来のお話、ジュラシックワールドの2作目。 あらすじ ジュラシックワールドでの事故後、島では活動を止めていた火山の活動が再開してきた。 島の恐竜達は放ったらかしのまま、政府は介入を拒み民間の委ねるままとした。 そんな中前回活躍したクレア博士の元にヴェロキラプトルのブルーを保護してくれと依頼される。ブルー以外にも数種の恐竜達を安全な場所へ避難させる計画に彼女は乗る。

          ぎゃあ-ジュラシックワールド 炎の王国-

          『友達に「死にたい」といわれたとき、きみにできること』を読んだ

           この本が重要視している要素は「友達の大切さ」だと個人的には考える。  私が読んでいて印象に残った点をいくつかまとめて紹介しようと思う。 まえがき  少し思うことがあって先日図書館へ足を運んだ。この本が読みたくて向かったわけではない。自殺関連の本を借りたかったのだ。特に自殺をした人の身内(友人も含む)が陥る精神状態について、それと精神的な復帰の為に周りがどう寄り添えばいいのかということについて知りたかった。  今まで自分を駆り立てて即座に行動を起こすようなことはなかった為

          『友達に「死にたい」といわれたとき、きみにできること』を読んだ

          書籍漁り 第1回 伊藤まさこ『美術館へ行こう-ときどきおやつ-』

          私が今回読んだのは伊藤まさこ氏著 『美術館へ行こう-ときどきおやつ-』 である。 近くの図書館で目当ての本を探した後に棚にあったこの本に目が引かれた。最近美術への関心があり、黄色のシンプルなカバーと『ときどきおやつ』の砕けたサブタイトルがまだ美術への造詣が深くない自分には充分そそられる要素があった。 著者伊藤まさこ氏がよく訪れる美術館、前々から行きたかった美術館に足を運び取材をした24個が紹介されている。その美術館が出来た歴史背景や施設名にもなった著名な芸

          書籍漁り 第1回 伊藤まさこ『美術館へ行こう-ときどきおやつ-』