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空気をも写すレンズ。コンタックス・カールツァイス 久しぶりに使ってみた。

今日、1時間ほど近所を散歩して撮った写真。
ますば見てください。10枚あります。

近所の公園の桜のつぼみ



近所の公園の花壇、正面から


公園の花壇のパンジー、斜めに撮った


古い運河の桟橋、朽ちた木

ミモザの花、風に揺れてる

公園内の梅の花

散歩中の古い感じの家

近所の学校の裏側の道

散歩中、見つけた路地の奥行き

ローカル線の駅



20年前、コンタックスAXという機種を中古で買って、このレンズ、カールツァイス・プラナー50mm1.4fを新品で買った。AXはあまり使って無かったが、5年くらいで壊れてしまった。レンズは丁寧に使っていたのでほぼ新品状態で手元にあった。

もちろんフィルムカメラなのでコストもかかるし、失敗も多いからあまり使わなかった。しかし写真の表現力、色の再現性、空気感、ボケみは圧倒的だった。

今はこのレンズは生産されてないので、中古の良品で5万〜10万くらいするみたいです。これからも上がる一方なのかもしれない。最近は標準レンズの帝王とか空気をも写すレンズとか言われているみたいです。当時カールツァイスのレンズが使いたいから、レンズは新品でボディは中古で買ったのだ。

今回は普段使ってるオリンパスのミラーレスにマウントアダプターでレンズを付けて撮りました。
今更だがカールツァイスがデジタルで使える日が来るなんて思わなかった。早くやればよかった。

オリンパスの方は12年前に買った、いわゆる女子が持っても軽くて可愛いくて使いやすくてオシャレというデジカメ、PENの古いモデルだ。中古で調べたら今7000円くらいで買えるみたい。物持ちが良いのでこの可愛いボディにカールツァイスの金属とガラスだけでできた重厚なレンズを付けて撮ったのがこの写真です。

こんな不釣り合いなカメラ僕ぐらいしか持ってないでしょうね。ボディは白だし。可愛いコンパクトカーにフェラーリのエンジンを積んでるみたいな感覚です。

それでもこんなにパワフルな写真が撮れるなんて感動です。まだまだ下手ですが、何を撮ってもその空気感、湿度をそのまま写してくれる。

このレンズは一生手放せない。