「デイトレード」は教科書的な本として広く紹介されている。
表紙(装丁、タイトル文字)のイメージから、少なくとも50年は読み継がれている名著と思い込んでいたが、よく見たら2002年刊行、著者のトレード歴12年と書いてあったので驚いた。
内容的に買って損はないとは思うが
この本がロングセラーになっているのは、表紙の力が8割だと思う。守先正さん(モリサキデザイン)のグラフィックデザインが本当に格好いい。
・テクニカル分析(チャート)
・2日〜2週間の短期
・個別株
著者のスタイルのうち、テクニカルの考え方として役に立ちそうな箇所を引用してまとめた。
・ 情報は少ないほど良い
・ 技術の習得
・ 動かないこと
ポジションをとるとき利食いするときの両方で、
ベストなタイミングまで待つ(何もしない)ことが重要になる。
損益を見て動揺しないための、3つの方法が提案されている。
・ ホームランを狙わない
アイザック・ディネーセンが、小説を書くことについて
「私は希望もなく、絶望もなく、毎日ちょっとずつ書きます」と言っていたのを思い出す。
その他
▶️ 利益を取りやすいのは寄りと引けの時間帯。
方向感がなくなるランチタイムに、わざわざ入る必要はない
▶️ マーケットの下落局面で実力がわかる
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