700ページほどの書籍なので、かなり分量があります。翻訳が微妙な箇所も多いのですが、書いてあることは伝わってくるので咀嚼して読む感じです。
記事では、個人的に役に立っているところだけ抜粋して、最後に章ごとの紹介を簡単に記録しました。
ストライクゾーン
得意なパターン/時間帯/銘柄が決まっているのに
よそ見をしたり、思いつきで新しいアイデアを試してしまうとアホな失敗をする。
得意コースの範囲内であればリカバリー出来るのに、ニッチの外だとどう動いて良いか分からず、ただガチャガチャと両建てしたり切ったりを繰り返して、マイナスが積み重なってしまう結果になることがほとんどだ。
また、ダマシに引っかかったあとでも、得意コースであれば平気で入り直せるから強い。
握力
ノイズに振り回されずにポジションを持ち続ける方法として
① 利益目標を設定する(=利益確定価格)
② 小さな成功を重ねる
もちろん、明確な目標があってもアイデアに自信がなければポジションを持ち続けることは難しい。
目標より手前で利食いしたいと思ったときは、全てを決済せずに一部残しておく。小さなロットだけでもターゲットまで持つことができれば、それが体験として記憶されるため、アイデアに対する信頼を深めることができる。
負けるパターン
トレード技術とは別のところに、失敗する原因があるケースについて。「コーピング」「過剰防衛」とかの専門用語については、あまり違いがよく分からないまま読んでるかも、、
トレーダーの性格
(本全体の構成)
第1章
→「手順」の説明が多い。上達するための道筋をどのように作るか
第2章
→「焦り」「恐怖」「不安」の解説と、それらへの対処法
第3章
→「快感」「ゾーン」「自信」などプラスの感情を育てる
第4章〜第7章
→良いトレードを一貫して実行するための学習について。同じことが何度も書いてあったり、量も多くて正直把握しきれてないです、、
第8章 ビジネスとしてのトレードのコーチング
第9章 プロのトレーダーから学ぶ
第10章 エッジを探して
→こちらはタイトル通りの内容がそれぞれ記されています。
こちらもどうぞ。同じ著者の本です