CRMの強化でリピーター比率6割以上&会員の9割がLINE連携。HEAVEN JapanのShopify Flow活用についてのインタビュー記事が掲載されました。
HEAVEN JapanのマーケティングDXグループで実施している「Shopify Flow」活用について、弊社COO・今川浩志のインタビュー記事が掲載されました。
「Shopify Flow」とは、ストア内やさまざまなアプリ間のタスクや処理を簡単に自動化してくれる、ワークフローの自動化アプリ。HEAVEN Japanでは本店サイトでShopifyを使用しており、「Shopify Flow」と「CRM PLUS on LINE」を組み合わせて社内で自動化フローを構築。
以下のような施策の自動化を実現し、それぞれ高い効果を生み出しています。
スマイルリレープログラム(家族・友人への口コミ施策)の紹介者の方・紹介された方それぞれにポイントを付与し、LINEでメッセージを送る
MEO対策として実店舗(試着体感サロン)の来店・購入をトリガーに、当日20時にGoogleマップのレビュー依頼を送る
しばらく購入されていないお客様やポイント失効しそうなお客様のステータスを管理し、LINEを配信(休眠顧客から復活顧客へ)
「HEAVENジャンボ宝くじ」施策として、注文番号の下3桁で抽選を行い、LINEで当選通知を送る
※MEO対策についての詳細はこちらの記事をご覧ください。
※それ以外の施策の詳細はこちらの記事をご覧ください。
また、しばらく購入されていないお客様(休眠顧客)へのLINE配信フローも構築。CPA(ここでは「LINEのメッセージ配信にかかった費用 ÷ 配信経由の売上」で算出)約14円と、非常に高い効果を上げることができています。
今年3月時点のShopify(ECサイト)上だけで、リピーター比率は60%以上。購入半年以内のリピート率は25%ほどで推移しており、他の下着ブランドと比べても高い数値となっています。
私たちが一番重要視しているのは「FTV」という独自の指標です。
一般的なEC用語「LTV( Life Time Value | 顧客生涯価値)をアレンジしたもので、「Family / Friends Time Value」、つまり「1人のお客様が、家族や友人も含めてどのくらいHEAVEN Japanをご愛用いただけるか」を指しています。
近しい方からの口コミの影響力はますます大きなものとなっていますが、下着を購入するにあたっても、信頼できる口コミがあるかどうかはかなり大きな影響を与えます。直近では、この指標を簡単に見れる仕組み作りも社内で進行中です。
「CRM」という言葉はいろんな場面で耳にすることが増えていますが、「それ、ただの名簿になってないですか?」といった宝の持ち腐れ状態になってしまっているケースもしばしば見受けられます。
HEAVEN Japanでは必要なデータと紐づけてこそ、お客様ひとりひとりに合わせた提案ができると考え、CRMをより一層強化していくとともに、データ活用・CRM強化に課題を抱える企業様に自社の仕組みを役立てていただきたいと考えています。
HEAVEN Japanでは、これまで長年蓄積されたデータを元に、お客さま一人ひとりの願いをかなえる「適正下着®」の提案と開発に取り組んできました。
これからもマーケティングDXグループでは、商品開発のみならず、お客様へのご提案や関係構築にもデータを活用していけるよう、日々チャレンジを続けていきます。
今後もこのnoteでマーケティングDXの取り組みを発信していきますので、ぜひフォローしていただけると嬉しいです。
▼ Shopify Flowを活用し、Googleマップのレビュー記入率が飛躍的にアップした施策についてはこちらの記事をご覧ください。