人生観を作ることと自己分析のメリット:中編
前回では人生観の作り方を2つのアプローチでご紹介しました。
今回は人生観の作り方の続きをお伝えします。
1.人生観の作り方:其の二
其の一の①のアプローチに関して深掘りします。
(②はそれ以上深掘りが難しいので)
進め方は
です
①ブレスト
思いつく限りとにかく沢山書き出します。
ここでは体裁は気にしなくてOK
出来ればデジタルツールではなく、
ノートに手書きすることをオススメします。
手書きの方が、より思考力が発揮されると科学的にも証明されていますし(らしい)、
私の実感値としてもブレストは手書きの方が、
早くたくさんアイデアが出てきます。
この際に、言葉の抽象度やMECEかどうかは気にしなくて良いので、
ひたすら書き出してください。
理想は100キーワードくらい。
少なくとも50キーワード以上。
②MECEに整理
モレなくダブりなく整理します。
まずは言葉の意味と階層レベルが同じものを統合します。
階層レベルとは抽象度と捉えていただければ大丈夫です。
繋がりのある言葉で抽象度が違うものは残してください。
モレを発見するのは、この段階では意外と難しいと思いますので、
「ダブりをなくすこと」
に徹してもらえば良いかと思います。
③ツリー化
残ったキーワードをロジックツリー化してください。
抽象度の高いキーワードは上に、
そのキーワードと繋がりを持つ、具体的説明となるものを、
それぞれのキーワードの下に紐づけていきます。
この際、注意していただきたい事は2点。
1.絶対に実現不可能なものは消してください。
少し表現が極端ですが、
純日本人として生まれているのに、
「イタリア人の顔になる」
とかはNGです。
本気で整形してなりたいなら、OKかもしれませんが、
そもそもイタリア人の顔を定義することも難しいですし、
実現可能とは言い難いですよね。
2.いくつかのツリーが出来ると思いますが、
並べた際に横と比較して、抽象度や言葉の階層レベルが
同様かどうかをチェックしてください。
合っていない場合や具体度が不足している場合は、
ヌケモレが発生している可能性が高いので、
適切な抽象度のキーワードを埋めてください。
ただし、其の一でも書いた通り、
具体化に関してはある程度抽象的なレベルに留めることをオススメします。
アクションレベルは短期的なチャレンジ目標で設定しましょう。
私の人生観ですと(一部抜粋)こんなイメージになります。
④俯瞰する
最後に本当にこれで良いのか俯瞰してください。
最も大切な視点は、
「自己中心的になっていないか」
です。
当然それでは誰も共感してくれませんし、
自分ヨガリでは価値ある人生を送れません。
例えば、
「世界を支配して酒池肉林の人生を送る」
これだと完全に道徳に違反してますし、
自己中心的な野望では、
例え一時達成出来たとしても必ず滅びることを歴史が証明してます。
余談ですが、
こういった道徳を学ぶためにもリベラルアーツは重要ですね。
ちなみに私は、
人生観として設定はしていませんが、
55歳になるまでに年収1億円稼ぎたいと思っています。
年齢と金額が適切かは一旦置いておいて、
理由は、
スタートアップやベンチャーにエンジェル投資という形で、
金銭的支援と、同時に経営に協力しながら、
より経済を発展させる革新に貢献したいからです。
その分、自分が成長しなくてはなりませんし、
このアプローチがそもそも良い方法なのかは、
常に検討し続ける必要があります。
少し脱線しましたが、
ビジネスも基本は(ビジネスだけに限りませんが)
「課題→解決」
の構造になって初めて成り立ちます
クリティカルに捉えてみることが大切です。
私は人生観の一つとして
「仕事は成長を楽しむツールだと考えられる、
仕事を通じて成長を楽しめる人を1人でも増やしたい」
という考えを持っています。
特に日本は仕事に対してネガティブな人や風潮が多いことが背景としてありますが、
最近、
「これってグローバルで通用するのか?日本だけだと視野が狭くないか?」
と感じています。
前編でも書きましたが、
人生観はどんどんアップデートされて良いものですので、
「まずはこれで良し」と思えれば一旦OKです。
次回後編では、
最も重要な人生観の意味づけに関して投稿したいと思います。
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