子供の教科書で感じた時代の変化と変化しないもの
子供たちの教科書を見るたび、
「こんなに学習する内容が変わったのか!!」
と感じることがますます増えました。
特に、高校の教科書を見ていると、情報科学や歴史など、自分が子供の頃と比べると、あまりの違いに驚きます。
それほど、世の中が大きく変わったのだということですね。
しかし、変わらないものもあります。
4月から大学1年生になった息子はレポートの締め切りに追われています。学習するのがやっとだった息子。少しずつ学ぶことの面白さを知ったのが高校3年生でした。そんな息子が今、一生懸命取り組んでいるのが
【哲学】
です。
「初めてのレポートだし、もっと分かりやすい教科にすればいいのに‥」
と何度も思いましたが、大事なことはできても、できなくても全て自分で考え選択し責任を持てるようになること。だから、ぐっと我慢して見守っていました。
すると、難しいと言いながら、内容をしっかり理解し自分なりの考えようとしているのです。
今回、プラトンのイデア論についてレポートを作成しています。
哲学者の話は本当に難しいと思いつつ、時代が大きく変化しても変わらないものがあるのだと、息子を通して気付かされました。
表現されている内容は変わらなくても、それを受け取った側が、今の時代に何を活かせるのか考え選択し、責任を持てるようになること。そのことの方が大事なんだと、子供たちの教科書を見てあらためて感じています。
いくつになっても学ぶことは、いろんな気づきや成長をくれるということですね。
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