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在宅ワークの良さは「非同期化」だった!

在宅で仕事をしているとき、一緒に仕事をしている人が同じ時間に働いているとは限らないのが当たり前ということを、意識していることが大切です。

なぜなら、働く時間は自分で決めることができるからです。

しかし、在宅で仕事ができる求人を見てみると時間が決まっている場合が、まだ多いと感じます。

また、時間は自由と言いながら、連絡をしたら返信や対応をすぐに求める方もいます。そうなると、自分の時間が一緒に仕事をしている方に縛られているような感覚にもなり、とても辛い働き方になってしまうんです。

なぜこういうことが起きるのかというと、リアルで一緒に働いている感覚で対応を求めているからだと考えられます。

私も、油断すると、すぐに対応しなくてはと思ってしまうのですが、そうすると生活の時間が仕事に影響され家庭のバランスが崩れてしまっという経験があります。


私の感覚が違うのかな?


と感じていた時に読んだ本が、「在宅HACKS!―自分史上最高のアウトプットを可能にする新しい働き方」です。

この本でハッとさせられたのが、労働の非同期化です。在宅ワークについて

時間的なズレを許容する新しい働き方なのです。

と説明があります。

在宅で働くとき、時間は自分で決めて働いています。

そうなると、自分が働いていたとしても、一緒に仕事をしている人は、家のことやプライベートなど、仕事をしていないこともある。だから、すぐに対応を求めたりということはしない。

それが在宅で働くために必要な考えですよということが書かれています。

逆に、在宅であっても一緒の時間に働くように求めるのであれば、在宅のメリットがなくなってしまいます。

労働の非同期化は、これから世界中の人と働く時代が来ることを考えると、とても必要な考えです。


しかし、日本の在宅勤務はコロナ禍で急速に広がったためか、労働の非同期かには程遠い勤務の仕方を目にします。

求人を見てみるとわかりますが、在宅OKとしながら、勤務時間は決まっていることがほとんど。また、同じ時間に仕事ができないことで報酬が低い場合もあります。


労働の非同期化ができる企業が増えることで、もっと働きやすく、もっと生きやすくなるのではないかと、今回の本を読んで感じました。


現状では、労働の非同期化を実現するためには、働き方が突き抜けている企業か自分で会社を立ち上げる。または、フリーランスしか方法はないのかもしれません。

それでも、いつか在宅の良さが活かされた働き方ができる企業が増えて欲しいです。

私は、働き方が突き抜けている企業や個人の方と一緒に、在宅の良さが活かされる働き方をしながら、発信していきたいと思います。

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