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レアな子育てだからこそ仕事に活かせるスキルも増えているのかもしれない
子育てをしていて感じることは、子育てでの学びやスキルは仕事に活かせることが多いということです。と言っても、子育ての学びについて気づいているかどうかは人によります。当たり前ですが…。
昔、私の上司で、ご自身が子供がいるからと子育てについて語っていたことがありました。しかし、内容は、子供がいるというだけで、子育てには関わっていないと感じられる話でした。
逆に、お子さんがいない方や独身の方で、子育てに理解がある方はいらっしゃいます。私が出会った方や友人を見ていると、子育てしている人よりも理解がある方の確率が高いと感じています。
もちろん、全てを理解しているかというとそうではありません。それは、子供がいるいない関わらず共通することです。
保育園や幼稚園、学校の先生についても同じことが言えます。子供に関わる仕事をしているからといって理解しているかというと、そうとは限らない。
要は「人」だなと。
そんなことを、子供たちが不登校になり、いろんな人と接してきて実感しています。
子供がいるまたは子供と接しているから子育てに理解があると、なぜ考えてしまうのだろう?
と、時々考えるのですが、それは、
枠で捉えすぎているからかもしれない
と思いました。
例えば、子供がいるから子育てについて理解しているはずだ。
みたいな感じです。
これは、周りの人だけでなく、当事者もそう捉えていることがあります。
当事者が子育てについて理解しているのは、あくまでも自分の子供のことのみであること。また、その子にあった子育てをしているかというのは日々、検証し調整が必要ということを意識することが大切です。
子育ての情報はたくさんありますが、「これだ」とそのまま当てはめられるわけではないと思います。なぜなら、その子の個性によって、接し方や学び方も変化させる必要があるからです。
子供によって違いがあることや受け取り方が違うことを認識せずに、みんなと同じ接し方や学び方を押し付けること。それは結果的に、子供たちを苦しめたり、学びから遠ざけたりするのではないかと思うのです。
なんだか偉そうに書いている感じですが、私自身が子育てがわからず本やネットの情報をそのまま使ってしまい失敗してしまったことがあるから気づいたことです。
調べて得た情報をそのまま使ってうまくいかないことで辛い経験もしました。だからこそ、人それぞれ違うこと。そして、参考程度にしながら子供にあった対応を模索し続けることが必要だと実感しています。
長々と子育てのことを書いてきましたが
・情報を収集する
・得た情報を必要な形に編集する
という子育てでのスキルは、仕事にとても必要なスキルです。
子育てというあまりにも近い存在だからこそ、子育てと仕事を分けて考えてしまいがちですが、同じことが言えます。
また、少数のタイプに接することが多い場合は、多様な視点を持つこともできます。実際に、私は子供たちの不登校や発達障害、学習上の困り感があったからこそ、いろんなタイプの人がいることを知ることができました。
困り感のある子育てで知ることができたことは、対応や言葉がけを調整すること。そして、必要な情報を常にリサーチして選択肢を増やすことです。このスキルは仕事に活かすことができています。
子育ても意識することで、捉え方もぐんと変わるということです。そして、長い時間試行錯誤しながら身についたスキルは、仕事において活用できる場面が増えていきます。
子育て、障害、仕事など、それぞれを分けて捉えるよりも、それぞれで身につけたスキルを掛け合わせることでレアカードのような存在になれるのかもしれません。
子育ては続きますが、一つ一つの学びや気づきを大事に、仕事や生活にこれからも活用しようと思っています。
ひとり親でも、不登校でも、学ぶことや働くことを諦めないでやっていることをシェアするための活動費として使わせていただきます!